とっちゃん@nyanco! です。
今回は大型エアドロップで話題!暗号資産$KAITOについて調べてみたよというお話です。
エアドロされた額はにゃんと200億円規模!ですにゃ〜
エアドロップが実施された2025年2月20日同日にBinanceやOKX、MEXC、Bitgetなど複数の取引所にも上場し一時は売られて少し下落はしたものの、執筆時現在は2ドルを維持しているこの$KAITOというトークンについて本記事で深堀りしていきます。
$KAITOとは?
まず、$KAITOとは何かをズバリ一言でいうとKaito AIプラットフォームにおけるネイティブトークンかつガバナンストークンとなります。
プラットフォームの基本的なトークンであり、コミュニティの意思決定にも参加できるガバナンス機能も兼ねたハイブリッドなトークンってことですかにゃ〜
ざっくりイメージはそんな感じですね。また、Kaito AIプラットフォームがInfoFi(インフォファイ)ネットワークと銘打たれているので「InfoFiトークン」とも呼ばれています。
インフォファイ?
初耳だけどそれはなんなんですかにゃ〜?
「InfoFi」とは、Information(情報)とFinance(金融)を組み合わせた「情報金融」という新しい概念で、ざっくり言うと「情報の価値」を「トークン経済」と連携させ、情報提供者・発信者に報酬を分配する仕組みといった感じです。
ちなみにこの「InfoFi」という言葉は、Ethereum(イーサリアム)の開発者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏のブログにて言及されています(ブログ内容は超難解です ^^; さすがは若き賢人…)。
Kaito AIはこの概念を実践的に適用した先駆的なプロジェクトとしても注目されているようです。
→From prediction markets to info finance|Vitalik Buterin’s website
にゃるほど、新しい概念なら初耳で当たり前ですにゃ〜
Kaito AIプラットフォームとは?
$KAITOは分かったけど、そもそものKaito AIプラットフォームとは一体どんなプラットフォームですかにゃ〜?

Kaito AIプラットフォームとはざっくり一言でいうと、Web3に特化した情報プラットフォームとなります。もっと具体的に言うと、暗号資産やブロックチェーン・NFTといった情報が検索しやすいツールといった感じですね。
あら、検索といえばのGoogle先生や生成AIではダメなのですかにゃ〜?
現状、Web3の情報は生成AIも含めGoogleなど従来の検索方法では情報検索がしにくいといった課題があります。
…確かに言われてみれば、流れが超速いWeb3界隈は普通に検索しても欲しい情報がなかなか見つからないのが悩みだったりしますにゃ〜
Web3は流れが速い上、DiscordやTelegramなどちょっとクローズドな場所で情報が活発にやり取りされていることもその原因の一つと言えますね。
Kaito AIは、SNS(X:旧Twitter、Discordなど)やガバナンスフォーラム、研究論文、ニュース記事、Podcast、会議の文字起こしなどなど、リアルタイム性が高く断片化している情報をAIが収集・分析して一元管理し、Googleのようにインデックス化していることが大きな特徴といえます。
にゃるほど!!
Web3に特化したGoogleといった感じですにゃ~!
Web3界隈で上手く立ち回るための超便利ツールと言えるKaito AIですが、単に情報検索ができるだけではないのも特徴です。
次のセクションでは、Kaito AIの主要機能を紹介していきます。
Kaito AIの具体的な機能
以下、Kaito AIが提供する主要機能のざっくり解説です。
Kaito AI公式Webサイトの情報を元にした筆者なりの解釈です。参考までにどうぞ。
Sentiment Analytics:センチメントアナリティクス
AIが複雑な市場感情の変化を分析し、簡単に理解できる洞察として提供してくれる。
MetaSearch:メタサーチ
膨大なWeb3情報ソースから必要な情報を数秒で検索し、即座に洞察を得ることができる。
Token Mindshare:トークンマインドシェア
プロジェクトやトークンの注目度を数値化して比較できる。
Narrative Mindshare:ナラティブマインドシェア
市場のナラティブ(トレンド)の変化を理解し、今後のトレンド予想を支援する。
Catalyst Calendar:カタリストカレンダー
2000以上のトークンのイベントやカタリスト(相場変動要因)をリアルタイムで追跡できる。
Audio Library:オーディオライブラリ
ポッドキャストや会議の内容をテキスト化+要約した形で確認できる。
ちょっと難しいけど、色んな切り口でWeb3の最新かつ分析された情報がゲットできる感じですかにゃ〜
これは実際に使ってみたいですにゃ〜
解説を色々聞くより実際に使ってみるのが一番!ということで、次のセクションではKaito AIの始め方について解説していきます。
Kaito AIの始め方
ということでKaito AIの始め方ですが、先に言っておくとズバリ有料サービスです。
…あら、無料サービスではなかったですかにゃ〜
ただアカウント作成は無料でできるので、簡単に解説していきます。
▼まず以下リンクからKaito AIページにアクセスします(招待コード付き)。
▼「Welcome,Kaito Pioneer!」と表示されるのでアカウント登録したいメールアドレスを入力して「Continue with email(メールで続ける)」をクリックします。

▼「Verification code(認証コード)」の入力を求められるので、先ほど入力したメールアドレスの受信トレイを確認します。

▼「Kaito – Verify Your Email」という件名のメールが届いているはずなので、本文中の6桁の数値コードをコピーまたはメモします。

▼「Verification code」のフォームに6桁の数値コードをペーストし再度「Continue with email」をクリックします。

▼続いてパスワード設定画面になるので任意のパスワードを2回入力して「Next」をクリックします。

パスワードは8文字以上かつ小文字・大文字・数字・記号を含める必要がありますにゃ~
▼「Welcome!(ようこそ!)」と表示されたらアカウント作成完了です!「Start searching(検索を開始する)」をクリックします。

▼すると早速、課金の案内が表示されます。

一ヶ月で833ドル(約12万円)??
なかなかお高いですにゃ~
はい、一般庶民にはとても気軽に試せる金額ではないですね ^^;
それだけこのプラットフォームに価値があるといったところですかにゃ~
完全にビジネスツールといった位置づけのようなので、筆者はアカウント作成までにとどめました。
ちなみにBiennialは2年払い、Annualは1年払い、Monthlyは月払いで長期払いほど割引が効くようになっています。
Individualは個人ユーザーの利用料、Team(複数ユーザー)での利用は要相談といった料金システムですね。
▼課金しないとこのように何もできない状態となりますが、メニューなどはかろうじて確認することはできます。

Kaitoの無料サービス「Yaps」について
ちなみにKaito AIには無料で使える「Yaps(ヤップス)」というサービスもあるので合わせてご紹介します。
おお!
それはどんなサービスですかにゃ~?
「Yaps」とはざっくり一言で言うと、X(旧Twitter)上での暗号資産関連の質の高いポストや活動に対して報酬としてyapsというポイントがゲットできるサービスです。
エンゲージメントで稼ぐSocialFiみたいなものですかにゃ~?
基本的な仕組みはSocialFi(ソーシャルファイ)に近いですが、原則として「暗号資産関連の質の高いポスト」が起点になる点が従来のSocialFiとは異なり、無意味なポストや踏みあいなどで稼いだエンゲージメントはポイント対象外となるようです(「量」より「質」優先!とのこと)。
(無意味な踏み合い懐かしい…)
質の高いポストはハードル高いけど、健全なSNSの使い方といった感じがしますにゃ~
また、他ユーザーのポストに参加して議論したり共有したりすることでもポイントを獲得できるようで、得たポイントは将来的に$KAITOトークンへの交換ができるかも?と期待されています。
既存ポスト内で議論するならハードルは低そうですにゃ~
エアドロチャンスがあるなら乗っかるしかないですにゃ~
そもそも「Yap」とは?
「yap(ヤップ)」はもともと小型犬の高い吠え声を指す言葉でしたが、現在ではXなどのSNSでスラング的に人間が無意味にしゃべり続けることを意味する言葉としても使われています。Kaito AIの「Yaps」は高品質な情報を共有することで報酬を得るサービスなので「yap」の意味合いとは異なりますが…
ということでYapsの始め方も簡単に解説しておきます。
▼まずは以下リンクからYapsのwebサイトにアクセスします(招待コード付)。
▼Yapsのwebサイトに遷移したらページ右上の「Sign In(サインイン)」をクリックします。

▼「Unlocking the Future of lnfoFi」と表示されるので「Sign In」をクリックします。

▼「Log in or sign up」と表示されるので「X Twitter」ボタンをクリックします。

▼「Kaito YapsがXアカウントへのアクセスを求めています」と表示されるので、許可する権限内容を確認して問題なければ「アプリにアクセスを許可」をクリックします。

権限内容は「参照する」のみなので低めの要求といえますにゃ〜
▼このような画面になればYapsへのサインイン完了です!Yaps活動の手始めとしてXポストを用意してくれるのでそのまま投稿する場合は「Start Yapping」をクリックします。

ちなみにポスト内容の和訳は以下の通りです。
Yap early, yap only, yap often.
@KaitoAI
is connecting AI, attention and capital with Yaps.
Just claimed my social card and I’m accumulating Yap points in real-time.
Claim yours 👉
【Google翻訳】早くYapし、Yapだけをし、頻繁にYapしよう。
@KaitoAIはYapsを通じてAI、注目度、資本を結びつけています。
私はソーシャルカードを請求し、リアルタイムでYapポイントを蓄積しています。
あなたも請求しよう 👉
▼このようにXのポスト画面になるので必要であれば「ポストする」をクリックします。

ポスト内に自分の招待URLもついてるので必要な人はコピーしておくと良いですにゃ~
▼こちらがYapsのホーム画面となります。

リーダーボードもありますが、超著名なWeb3関連のKOLやインフルエンサーがひしめいてる感じですね。
ハッキングで話題になったBybitのCEOであるBen Zhou氏やイーサリアムの生みの親ヴィタリック氏など…
勝てる気がしないですにゃ~
トップランカーに登りつめるのは至難の業ですが、良質なコンテンツをポストしてポイントを稼いでおくとワンチャンエアドロップはもちろん、結果的に自身のXアカウントの成長にもつながるので、過度な期待はせずにマイペースに続けると近い将来良いことが起こるかも知れません。
おわりに
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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