【IT用語】「IPv4」と「IPv6」の違いをざっくり簡単にまとめてみた【基礎】

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「IPv4」と「IPv6」の違いをにゃんこでも分かるように教えて欲しいにゃ〜

という疑問に頑張ってお答えします。

とっちゃん@nyanco! です。

「IPv4」と「IPv6」の違いを、基礎レベルですがざっくり簡単にまとめてみました。

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「IPv4」とは

Internet Protocol version 4の略。

Internet Protocol(インターネット プロトコル)バージョン4という意味で、1980年頃に誕生した通信規格。

インターネット プロトコルとは、通信をする際の規格(ルール・決め事)のこと。

「192.168.0.1」という形式の良く見るIPアドレスで、現在の主流なんだけど…

この形式「xxx.xxx.xxx.xxx」は、使える範囲が「0.0.0.0」〜「255.255.255.255」という制限があり、組み合わせの数としては約43億個しかない。

「43億もあれば十分では?」と思ってしまいますが、全世界で使うとなると全然足りないとのこと。

インターネット通信ができるすべての端末(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)に、住所のような意味合いで固有のIPアドレスを割り当てられるとなると、世界人口を考えると確かに足りず、現にすでに枯渇してしまっている国もあるとのこと。

ちなみに日本も2019年の段階で「3年後には枯渇する」らしいです!

最近ではIoT(Internet of Things)で家電なんかもインターネットにつないで遠隔操作などが当たり前にできるようになってるので、尚更IPv4では数が足りない!という状況のようです。

「IPv6」とは

そこで、IPv6(インターネット プロトコル バージョン6)という新しい規格の登場です。

新しい規格といっても最近できたものではなく、1990年頃に「IPv4のアドレスの数では近い将来枯渇するんじゃね?」という課題が早くも出て、IPv4に代わる規格として作られたという結構古い規格のようです。

「バージョン5は?」と素朴な疑問が浮かびますが、あるにはあるけど一般が利用するものではないプロトコルのよう。
ちなみに「IPv7」「IPv8」「IPv9」まですでに存在はしているようですが、これらも利用されることはないとのこと。
▼参考記事
IPv4の次はなぜIPv5じゃないの?
 IPv4のままでは,インターネットで使えるグローバルIPアドレスが枯渇してしまう…というわけで登場したインターネット・プロトコル(IP)がIPv6です。でもどうしてバージョン4の次がバージョン6なのでしょうか。バージョン5はどうしてしまったのでしょうか。

IPv6の形式は、「xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx」という形で、IPアドレスの数は約340澗

「澗」て何?と思い調べると、「億」「兆」と同じく数を表す言葉のよう。

億、兆、京(けい)、垓(がい)、(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)ときて澗(かん)です。

ちなみに数値だと次のようになります。

約340,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000個

凄まじい桁ですね!

これだけの数のアドレスがあればIoTで世界中のどれだけの機器に接続しても大丈夫そうですね!!

徐々にこのIPv6が普及しつつあるけど、なかなか簡単にはいかないというのが現状のようです。

参考にさせていただいた記事

まとめ

簡単にそれぞれの基礎的な特徴をまとめました。

IPv4 IPv6
形式 xxx.xxx.xxx.xxx
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
192.168.0.1
2001:0DB8:AC10:FE01:0000:0000:0000:0000
ビット 32ビット 128ビット
アドレスの数 約43億
約340澗

ほんの触りだけですが、楽しく勉強できました!

本記事がどなたかの参考になれば幸いです。

今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧

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