とっちゃん@nyanco! です。
今回は1つのレンタルサーバーでPHPのバージョンを使い分ける方法の備忘録です。
PHPのバージョンが古いと…
仕事でこんな場面に出くわしました。
PHPのバージョンが古いサーバーに最新のWordPressを入れたい!
(ちなみにサーバーはカゴヤのレンタルサーバーです)
最新のWordPressを入れるには、PHPのバージョンアップが必要!
でもすでに稼働しているサイトがあるので、バージョンアップすると影響がありそうで怖い…
ディレクトリ単位でPHPのバージョンを使い分ける
色々調べていると、こんな記事がありました。
レンタルサーバーが「共用サーバー」であれば、ディレクトリごとに希望バージョンのCGI版PHPが使えるとのこと!
「CGI版PHP」とは?
「CGI版PHP」という初めて見た言葉が出てきたのでサクッと調べてみました。
▼参考サイト様
調べて分かったことざっくりまとめ。
- PHPには「CGI版PHP」と「モジュール版PHP」というのがある
- CGIとはWebサーバ上でプログラムを実行する仕組みのこと
- 「CGI版PHP」は「モジュール版PHP」より処理速度は遅い
- 「CGI版PHP」はセキュリティや安定性は優れている
気になるのは処理速度が遅いという点ですが、そもそもレンタルサーバーの共用サーバーを使っていると大体は「CGI版PHP」で動作しているとのことなので、気にすることはなさそうです。
任意のディレクトリに「CGI版PHP」のバージョンを指定する方法
任意のディレクトリの第一階層の「.htaccess」ファイルに以下のように3行追記するだけで、そのディレクトリ以下のPHPは指定したバージョンのPHPで動くようになります。
(「.htaccess」ファイルがなければ作成します)
SetHandler phpxx-cgi
</FilesMatch>
xxという赤字の部分に使用するバージョンを下記の要領で入れます。
- PHP 5.6.x なら 56
- PHP 7.0.x なら 70
- PHP 7.2.x なら 72
これで、既に稼働しているサイトには影響なしで無事に最新のWordPressをインストールすることができました!
今回の例はカゴヤのレンタルサーバーでしたが、さくらインターネットでも同じことができそうです(やり方はちょっと違うみたいですが)。
調べきれてないですが、他のレンタルサーバーでもできそうな気がしますね~。
勉強になりました!
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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