とっちゃん@nyanco! です。
今回はGoogle Chromeブラウザで特定のwebページのキャッシュをサクッと削除する手順というお話です。
なぜか特定のwebページだけが異常に表示が遅くてイライラしますにゃ~
webページ表示が遅い時の定番の対策といえば「キャッシュの削除」ですが、今回のように特定ページだけが遅いという場合はブラウザのデフォルト機能の全webサイトのキャッシュ削除はちょっと抵抗がある…
そんな時にちょうど良い、知っておくと役に立つ小技のご紹介となります。
「キャッシュ」とは?
そもそも「キャッシュ」とは何かザックリ言うと、一度読み込んだwebページのデータをローカルに一時保存しておくことで再取得のロード時間をなくし、ページ表示などのパフォーマンスをアップさせる仕組みのことです。
キャッシュを削除するにあたって
手順解説に行く前にまず、キャッシュを削除することによるメリットとデメリットを理解しておきましょう。
メリット
- ブラウザの動作が軽くなる可能性がある
- ストレージの空き容量が増える
- 最新のWebページデータが表示される
- プライバシーの保護につながる
- バグの解消: キャッシュが原因で発生していた表示の不具合や動作の問題が解決される可能性がある
- セキュリティの向上: 古いキャッシュデータを削除することで、潜在的な脆弱性やセキュリティリスクの軽減が期待できる
全体的にブラウザのパフォーマンスアップにつながるイメージですにゃ~
デメリット
- 一度閲覧したWebページの表示速度が遅くなる
- 一時的にデータ通信量が増加する
- 再度同じWebページを閲覧する際に検索スピードが遅くなる
- ログイン情報などの一部の設定がリセットされる可能性がある(Cookieも同時に削除した場合)
ログイン情報はリセットされるけど、パスワード自体は別の場所に保存されているので削除はされませんにゃ~
パスワードの自動入力を停止するには「パスワードと自動入力」→「Google パスワードマネージャー」から削除する必要があります。
特定ページのキャッシュを削除する手順
それでは特定のwebページのキャッシュを削除する手順の解説です。
▼まずはキャッシュを削除したいwebページを通常どおりChromeで開きます。
▼ページが開いたら、①「︙」→②「その他のツール」→③「デベロッパー ツール」をクリックしてデベロッパーツール(開発者ツール)を起動します。
デベロッパーツールは以下のショートカットキーでも呼び出せます。
・Windows: [Ctrl]+[Shift]+[I]キー
・Mac: [Command]+[Option]+[I]キー
▼デベロッパーツールが開いたら続いて、①「︙」→②「Run command」をクリックしてRun commandを呼び出します。
Run commandは以下のショートカットキーでも呼び出せます。
・Windows: [Ctrl]+[Shift]+[P]キー
・Mac: [Command]+[Shift]+[P]キー
▼コマンド入力エリアに「site」と入力すると以下のようなコマンド候補が表示されます。
- Clear site data:キャッシュデータを削除
- Clear site data (including third-party cookies):キャッシュデータとCookie(サードパーティーのCookieを含む)を削除
上記の2つのうちどちらかを選択するとキャッシュデータが即削除されます(確認などはないので注意!)。
Cookieは残したい場合は前者の「Clear site data」、クッキーもろとも削除したい場合は後者の「Clear site data (including third-party cookies)」という感じですね。
後者の方がリフレッシュ効果は高いですにゃ~
ただ、自分用にカスタマイズするようなページのクッキーを削除すると再設定などが必要になる場合がありますにゃ~
クリックしても特に何も起こらないしメッセージも表示されませんが、削除されています。
以上でキャッシュ削除は完了です!
おおお!
体感的に感じられるくらいページのパフォーマンスがアップしましたにゃ~!
webページの表示が遅い原因は多岐に渡るためキャッシュやクッキーを削除しても特に変わらない可能性もありますが、すぐに試せる一つの方法として覚えておくと役に立つはずです。
おわりに
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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