保護猫活動についての記録01「そら君」編(完結)

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とっちゃん@nyanco! です。

今回は、保護猫活動についての記録01「そら君」編(完結)です。

保護猫「そら君」シリーズ、いよいよ最終回です。

▼前回記事はこちら

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いざ、里親さまの元へ

いよいよ、トライアル当日。

この日はいつもとても複雑な気持ちになります。

猫にとってみれば、突然に住み慣れた環境から何もかも新しい環境へと強制的に移動させられるわけで…
あまりの理不尽な出来事に対して混乱もするし不安になるのは当たり前でしょう。

「これから行く所はずっとのおうち、君にとって安全な場所だよ、迎え入れてくれる人はとても良い人達だよ」

というメッセージが少しでも伝われば良いのに…と毎回本気で思います。

せめてドラえもんの「どこでもドア」があれば移動のストレスはないのに…とも本気で思います。

病院へ行く時などもそうですが、どこかへ連れて行かれそうな気配をすぐに猫は察します。

そら君も御多分に漏れず、なかなかすっとキャリーバッグに入ってくれず。。

しかし!ここは心を鬼にして粛々と進めるしかありません。
全ては「そら君の幸せ」のためと自分に言い聞かせて。

キャリーバッグに入ってもらい、車で里親様宅まで移動。
頻繁に声掛けはするものの、その間もやはり不安そうなそら君。
単純に自由を奪われるのもストレスとなるでしょう…

小一時間で到着、里親様はそら君専用の部屋を用意してくれていたのでそこに案内していただき、ようやくそら君を解放。
かなりのへっぴり腰で少し探索後、隅でじっと動かずの猫になってしまいました。

そら君が新しい環境に慣れようとしているので、人間はそっと見守るしかありません。
里親様にトライアル期間中の説明と、諸々の書類の説明をした後、そら君の頑張りを信じて早々と里親様宅を後にしました。

トイレが確認できない…

トライアル中は、そら君の様子を教えてもらうために頻繁に里親様と連絡をとる約束になっています。

そのやりとりの中で、一番の心配事であるトイレが出来ていないという連絡が…

猫は腎臓の病気になりやすいので、オシッコを我慢した状態で1日以上経過すると危険なのです!

一刻も早く何か対策をせねばということで、思いついたのが我が家のネコトイレの砂を持っていくことでした。
(思えばそら君を連れて行く時に一緒に持っていくべきでした。反省をして、以後は必ずそうしています)
我が家のネコトイレは、そら君も使っていたので自分の匂いが残っているはず。
自分の匂いがするトイレ砂があれば緊張が解れてトイレをしてくれるのではないか?
という期待から、その日の夜に車を飛ばしてトイレ砂の一部を届けにいきました。

あとはそら君がトイレ、特にオシッコをしてくれるの祈るばかり…

しかし、祈りも虚しくその次の日もやはりオシッコもウンチも確認できず。。

里親募集支援をされているエイベットさんに今のそら君の現状を相談をすると、数日オシッコが出ていないのは非常にまずいので、すぐに病院に連れて行ってくださいとのこと。

里親様に伝えるとすぐに近くの動物病院に連れていってくれましたが、診察を色々してもらうもオシッコは溜まっていないみたいでまだ大丈夫では?という見解でした。

正直その時は「本当にそうなのか??大丈夫なのか??」と気が気ではなかったのですが、お医者さんがそう言うならそう信じるしかありませんでした…

実はクローゼットの隅っこでしちゃってた??

トライアル開始からの数日間は、正直毎日が不安で何をするにも気が入らない日々でした。

そんな中…里親様から連絡が!

なんと、そら君が良く引きこもっていたクローゼットの奥にウンチもオシッコもあったということでした!

そら君がびっくりするといけないので、奥までは良く確認できておらず、発見が遅れてしまったよう。

ウンチの数から、トライアル後、結構すぐにトイレはしていたということになりました。

もうそれは大・大・大ハッピーニュースで、その日は家で宴をしたものでした 笑

(クローゼットの中の掃除は大変だったとは思うのですが…里親様のそら君への愛に感謝です…)

それからというもの、そら君の行動範囲は徐々に広がっていき、おもちゃでも遊ぶようにもなったりと、嬉しいニュースの連続でした。

今のそら君

今ではあの心配で心配でたまらなった日々はなんだったんだろうと思うくらい、そら君はずっとのおうちでの生活を満喫しています。

里親様は今でも定期的にそら君の写真をたくさん贈ってくれます。
かなり年上の先住猫さんもいるお家だったのですが、その猫さんとのツーショットも増えてきてとっても和みます。

そら君と一緒に暮らしていたのは約2ヵ月ほどでした。
保護した段階で、初めから里親に出すつもりでいたので、あまり情が移らないよう距離をおいて接していたのですが、そら君がだんだん環境に慣れてくるとその持ち前の人懐っこさと愛くるしさが全開になり、気付けばすっかり保護主はメロメロになってしまっていて、、
他のにゃんず同様、家族同然となっていたので、別れの時とトライアル当初の不安が半端なかったです。

でも、今の幸せそうなそら君の様子を見ていると、やって良かったなと思えるのです。

締めはそら君の幸せショットで☆

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今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧

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