とっちゃん@nyanco! です。
RPAアプリ「UiPath」で「メール送信を自動化」する手順です。
今回は「Gmail」からメール送信を実装してみました。
業務のルーティンワークで送るメールの自動化はもちろん、時間がかかるワークフローの最後にこのアクティビティを追加しておくと、処理完了時にメールで教えてくれるようになるのでとっても便利です。
簡単に実装できるのですが、設定の際、送信元のGmailアカウントのセキュリティ面にちょっと不安な部分がでてきます。
なので、UiPathメール送信専用にGmailアカウントを新規作成し、それで運用するのがいいかもしれません。
(業務で利用する場合は難しいかもですが)
それでは実装手順です。本当に簡単です。
アクティビティを追加
アクティビティ「SMTPメールメッセージを送信」を追加します。
プロパティに必要事項を入力
右側のプロパティパネルに以下のように情報を入力します。
※全ての項目を入力する必要はありません。
※【ポート】以外は”(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
※アクティビティコンテナの「作成日時の上限」の表記は「宛先」の間違いっぽい ^^;
ホスト
【サーバー】:”smtp.gmail.com”
【ポート】:465
※Gmail共通の設定です。
メール
【件名】:”お好きな文字列”
【本文】:”お好きな文字列”
※ここの文字メールの「件名」「本文」となります。
ログオン
【パスワード】:”送信元Gmailアカウントのパスワード”
【メール】:”送信元Gmailアカウントのメールアドレス”
受信者
【宛先】:”送信先のメールアドレス”
※CCやBCCも必要であれば入力します。
※アクティビティコンテナの「作成日時の上限」がこの設定と同じになります。「作成日時の上限」という表記は「宛先」の間違い??明らかにおかしいですよね ^^; アップデートで修正されるかも。
送信元Gmailの設定
メール送信元のGmailアカウントでログインした状態で、下記リンクにアクセスします。
https://myaccount.google.com/u/0/security
Gmailアカウントは右上のボタンで確認・切替ができます。
設定画面の下の方にある「安全性の低いアプリのアクセス」の「アクセスを有効にする(非推奨)」をクリック。
「安全性の低いアプリの許可」のスイッチをクリックして、「有効」にします。
※ここがセキュリティ面で不安のある部分です。一時的な有効であればこの設定を都度切り換えれば良いですが、それが面倒だと感じる方や、常時有効にしておきたい方は、専用のGmailアカウントを作成してそれで運用する方が良いかと。
設定は以上です!
セキュリティ面で不安はあるものの、専用のアクティビティが用意されているおかげでものの数分で設定ができちゃうのは凄いですよね。
ワークフローを実行して、メールの送信・受信が確認できたら成功です!
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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