とっちゃん@nyanco! です。
今回はWindowsでPython(パイソン)スクリプトを実行した時に表示されるコマンドプロンプトウィンドウ(通称:黒い画面)を表示させないようにする方法というお話です。
Windows限定だけど知ってると超便利な小技ですにゃー!
コマンドプロンプトウィンドウが邪魔…
.pyファイルを実行すると必ず開く黒い画面、普通に邪魔なんだけど非表示にする方法はないものですかにゃ~?
▼黒い画面、こいつのことですね。デフォルトだと結構大きく表示されて邪魔だったりします。
このウィンドウに欲しい情報が表示されるようなスクリプト実行時はもちろん必要ですが、そうでない場合は超簡単に非表示にできる方法があるのでご紹介します!
結論:拡張子を「.pyw」にするだけ!
ズバリ結論は、コマンドプロンプトウィンドウを表示させたくないPythonファイルの拡張子を「.py」から「.pyw」に変更して実行するだけ!
拡張子を変えるだけ?!
超簡単ですにゃ~!
はい、スクリプトの内容はそのままでOKなのでめちゃくちゃ簡単です。
ただ、この技が使えるのはWindowsのみとなり、残念ながらmacOSやLinuxでは同様のことはできません。
WindowsPCなら確かに.pywにするだけで黒い画面が表示されなくなりましたにゃ~!
.pyと.pywの違い
ちなみに.pyと.pywの違いは何なんですかにゃ~?
どちらの拡張子もPythonのスクリプトファイルではあるのですが、以下の違いがあります。
.pyファイル
.pyファイルは一般的なPythonファイルで、実行するとPythonインタプリタがコマンドラインで起動されます。これにより、スクリプトの実行中にコマンドプロンプトウィンドウが表示されます。
【使用例】コマンドラインでの入力や出力が必要なスクリプトに適している
「インタプリタ」とは一行一行機械語に変換・実行するのが特徴のプログラム実行方法の一つ。一行ずつなので処理速度は遅いがエラーの特定がしやすいというメリットがある。良く比較される「コンパイラ」は全ての命令を一括で機械語に変換・実行する実行方法となります。
.pywファイル
.pywファイルをダブルクリックして実行すると、Pythonインタプリタがバックグラウンドで起動されるため、コマンドラインウィンドウが表示されません。
【使用例】GUIアプリケーションや、バックグラウンドで動作するスクリプトに適している。例えば、タスクスケジューラから定期的に実行されるプログラムなど、ユーザーにコンソールを見せる必要がない場合に便利。
ざっくり、.pywはバックグラウンドから実行されるタイプと覚えておけば良さそうですにゃ〜
おわりに
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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