とっちゃん@nyanco! です。
今回は数分で誰でも簡単にローカル上にWordPressがインストールできる！その名も「Local（ローカル）」の導入方法について解説するよというお話です。
クリックするだけなので初心者でも簡単！
WordPressのテスト環境構築系最強フリーソフトですにゃ～！
これまではローカルにWordPressを構築しようとするとXAMPP（ザンプ）やMAMP（マンプ）などのある程度知識がないと使う事自体が難しいソフトが定番でしたが、そういったソフトは敷居が高くて諦めていた方でも本記事でご紹介する「Local」を使うと驚くほど簡単にWordPressをローカルにインストールできます。
「Local」とは？
まず「Local（ローカル）」とはなんぞや？ということでざっくり一言で言うと、初心者でも超簡単にWordPressをローカル環境にインストールできるフリーソフトとなります。
ローカルということはレンタルサーバーを借りる必要もないってことですかにゃ～？
ズバリその通りで、全く費用をかけずに自分のパソコン上にWordPressをインストールすることができます。
でも、ローカル上にインストールしても自分しか見れないサイトで意味なくないですかにゃ～？？
確かにローカル上にインストールするので通常のWordPressサイトのようにインターネット上で見ることはできませんが、WordPressのテスト・練習・開発などのテストサイトとして非常に便利に使うことができます。
にゃるほど！
すでに公開しているサイトで新しいことをしようとすると何か不具合が起こった時に恐いから、ローカルでテストができると便利！ってことですにゃ～
まさにそんなイメージですね！
また、WordPressの「All-in-One WP Migration」などのバックアッププラグインを使うと簡単にローカルにコピーサイトを構築できるので、安全な環境で色々試してテストができるというわけです。
ノーリスクで色々実験できるのはありがたいですにゃ～
他にも「Local」の特徴を挙げると以下の通りです。
- 完全無料で利用可能
- クロスプラットフォーム（Windows、macOS、Linux）対応
- サーバーの知識がなくても、簡単な操作でWordPress環境を構築可能
- ローカルにWordPressをインストール・管理に特化したアプリなのでシンプルに使える
- 複数のWordPress環境を作成可能（パソコンの容量が許す限り）
- PHPやMySQLのバージョンが選択でき、様々な環境での検証が可能
初心者の方はもちろん、がっつり開発したいエンジニアの方にも便利なツールとなってますにゃ～
「Local」導入方法
Step1. 「Local」をダウンロード
▼まずは「Local」のインストーラーをダウンロードしていきます。以下より「Local」のwebサイトにアクセスします。
▼「Local」のwebサイトが開いたら「DOWNLOAD FOR FREE（無料でダウンロード）」をクリックします。
▼「Please choose your platform（あなたのプラットフォームを選択してください）」をクリックします。
▼自分のパソコンのOSを選択します。今回は「Windows」で進めていきます。
ちなみにMacはCPUがIntel製かApple製（Apple Silicon）かで異なるのでご注意ですにゃ～
▼以下のフォームを入力して「GET IT NOW!（今すぐゲット！）」をクリックします。
- First Name（名前を入力。本名でなくてもOK）
- Last Name（名字を入力。本名でなくてもOK）
- Please choose your organization type（組織タイプを入力。分からなければ「other」でOK）
- Work Email（自身のメールアドレス）
▼「Your download is starting!（ダウンロード開始！）」と表示されればOKです。ダウンロードが完了するまで待ちます。
インストーラーはファイルサイズが650MB近くあるのでダウンロードは少し時間がかかりますにゃ～
▼「local-9.0.5-windows.exe」みたいなファイルがダウンロードされればOKです！
Step2. 「Local」をインストール
▼続いて「Local」をインストールしていきます。Step1. でダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
▼「Localセットアップ」ウィンドウが開くのでインストールオプションを選択します。基本はデフォルトの「現在のユーザーのみにインストールする」のままで良いかと思います。「次へ」をクリックします。
パソコンに複数ユーザー設定している場合で全員「Local」を使えるようにしたい場合は、「このコンピューターを使用しているすべてのユーザー用にインストールする」にチェックを入れておきます。
▼「インストール先を選んでください」と表示されるので必要であればインストール先を変更し、「インストール」をクリックします。
こちらも基本はデフォルトのままで良きかと思いますにゃ～
▼インストールが開始されるのでしばし待ちます。
▼「Localセットアップウィザードは完了しました」と表示されたらOKです！「完了」をクリックしてウィンドウを閉じます。
「Localを実行」にチェックを入れておくとウィンドウを閉じると同時にLocalが立ち上がるので任意でどうぞですにゃ～
WordPressテスト環境構築手順
Localがインストールできたら、WordPressのテスト環境構築はあっと言う間にできるようになります。
Step1. Local上にWordPressをインストール
▼「Local」がインストールできたら早速起動していきます。初回はこのような画面になるので「Create a new site（新規サイトを作成）」をクリックします。
▼「Create a site」と表示されるので「Create a new site」が選択された状態で「Continue（続ける）」をクリックします。
ちなみに右隣の「Create from a Blueprint（ブループリントから作成）」は、いわゆるLocalのテンプレート的な機能から作成する場合に利用します。プラグインやテーマなどをプリセットできるので、Local上で繰り返し類似サイトを構築する時などに便利です。
▼「What’s your site’s name?（サイトの名前は？）」と表示されるので、任意のサイト名称を入力します。今回は「test」としました。「Continue」をクリックします。
サイト名は後からでも変更可能ですにゃ～
▼「Choose your environment（環境を選択してください）」と表示されるので、特にこだわりがなければ「Preferred（推奨）」を選択した状態で「Continue」をクリックします。
ここで「Custom（カスタム）」を選択すると、PHPのバージョンやwebサーバーの種類（Nginx、Apache）、データベースの種類（MySQL、MariaDB）がカスタマイズできるようになります。レンタルサーバーの環境と全く同じ環境づくりもできるわけですね（全ての環境が用意されているわけではありません）。初心者はスルーでOK！
▼「Set up WordPress（ワードプレス設定）」と表示されるのでWordPressの管理画面にログインする際に使用するユーザーネームとパスワード、メールアドレスを入力して「Add Site（サイトを追加）」をクリックします。
バックアッププラグインからコピーサイトを作成する場合、バックアップデータをインポートした時点でそのサイトのログイン情報に切り替わるので要注意です。
▼「Provisioning Services…」と表示されるのでしばし待ちます。
▼途中、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか？」と表示されるので「はい」をクリックします。
▼このような管理画面になればWordPress構築完了です！
あっと言う間ですにゃ～！
レンタルサーバ―に用意されてる「簡単インストール」機能より簡単ですにゃ～
ちなみにこの管理画面からWebサーバーやPHPバージョンの切り替えも可能です。
Step2. WordPressの管理画面にログイン
▼WordPress管理画面に入るには「WP Admin」というボタンをクリックします。
▼ブラウザでWordPressログインページが開くので、Step3. で設定したユーザー名（もしくはメールアドレス）とパスワードを入力して「LogIn（ログイン）」ボタンをクリックします。
▼はい、このようにWordPress管理画面にアクセスできました！
▼英語表記が気になる場合は、管理画面左メニュー「Settings」→「General」の「Site Language」を「日本語」にしてページ下の「Save Changes」をクリックすると日本語化できます。
後は普通のWordPressとなんら変わりなく使用できますにゃ～！
現行Webサイトのコピーサイトを作成したい場合は、必要なプラグイン（「All-in-One WP Migration」など）をインストールしてバックアップデータをインポートするなりしたらOKです。
複数サイト構築も簡単
▼複数サイトを作成したい時はウィンドウ左上にある「≅」をクリックすると開くメニューの「Add new site」をクリックすると、Step3. と同じ手順で簡単にサイトを追加することができます。
複数サイトでテストしまくりですにゃ～！
▼不要になったサイトはサイト名を右クリック→「Delete（削除）」で簡単に削除することも可能です。
おわりに
WordPressサイトのリニューアル作業に四苦八苦してた時に初めて知ったこの「Local」、使ってみてあまりの簡単さに衝撃を受けました。
開発者さま、素晴らしいツールをありがとうございますにゃ～
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました！
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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