とっちゃん@nyanco! です。
UiPathの「ワークフローファイルを呼び出し」と「引数」の関係を深掘りしてみました。
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「ワークフローファイルを呼び出し」は「呼び出したワークフロー」からさらに「別のワークフロー」を呼び出すことができます。
今回は例として下記のように「A」、「B」、「C」という3つのワークフローファイルを作成し検証します。
A.xaml
B.xaml
C.xaml
検証したいこと
「A」から「B」を呼び出し、さらに「B」から「C」を呼び出し、「C」が終わったら「B」に戻り、「A」に戻るという流れのワークフローを作成します。
ここで検証したいのは以下のような感じです。
1.「A」で作成した変数を引数にして「B」に渡す
2.「B」では「A」で受け取った引数のまま中身を変更し、「C」は引数はまったく関係のない独自の処理をさせる
3.「C」→「B」→「A」と戻った時にちゃんと変数は「B」で変更した中身になっているのか??
ややこしいので図にしてみました。
いざ検証!
「A」のワークフロー
こんな感じで作成しました。
ワークフローファイルを呼び出し時の引数の設定は「引数を編集」からしました。
※まだ「引数を編集」と「引数をインポート」の違いが分かってません ^^;
引数の設定はこんな感じ。
「B」のワークフロー
こんな感じで作成しました。
「C」のワークフロー
こんな感じで作成しました。
ただテキストメッセージを表示させるだけのワークフローです。
「変数」「引数」ともに何も設定してません。
実行してみた
今回、知りたかったのは「引数を渡してないワークフローファイル」を途中に挟んでも引数の内容は維持されるのか?というところでした。
「A」の最後のメッセージ「変数の中身」が「B」で変更を加えたままになってれば、「引数の関係のないワークフローファイル」を途中に挟んでも影響はないということになります。
Gif動画でご覧ください。
最後のメッセージでも「B」での変更(2)が維持されてましたね!
検証前から恐らくそうなるだろうとは思いつつ、実際にこのような簡単なテストをしてみるのが一番早いと思いこのような記事にまとめました。
少しでも参考になることがありましたら幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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