とっちゃん@nyanco! です。
今回はクラブハウス(通称「クラハ」)を一ヶ月ほど「聞き専」で使ってみた感想です。
「聞き専」でも楽しめるクラハ
本記事は、筆者がクラブハウスを「聞き専」、つまり聞く専門の立場(リスナー)からみての感想です。
クラブハウスの真骨頂は誰でもスピーカーになれる、または普段接点がない人と語り合えるという点だと思いますが、「聞き専」に徹していても十分楽しめるSNSだと思います。
基本的に喋りオンリーなので全体的にAMラジオの印象ですが、ROOMと呼ばれる部屋で「テーマになってること」によってはかなり受ける印象が違ってきます。
その辺が今までになく、新しいなぁと感じる面白い点ですにゃ〜
クラブハウスの特徴を簡単におさらい
- ZOOMのようなタイムラグはほぼなく、電話に近い感覚で複数人と会話ができる
- 原則、録音はできないのでライブ感を楽しむ
- リスナーができるアクションは「挙手」と「ROOMを退出」の2つ
- モデレーターが任意のリスナーをスピーカーとしてインバイト(招待)し、リスナー側が受け入れると会話に参加できるようになる
モデレーターとはZOOMでいうところのホストに当たる人ですにゃ〜
ROOMについて
色んなROOMで話を聞いていくうちに、いくつかの型に分けれるなぁと思ったので、自分なりになんとなく分別してみました。
テーマ指向雑談ラジオ型
一番多い型がこのタイプかと。
ゆる〜い趣味レベルから業務レベルまで、テーマに沿って日々雑談が繰り広げられてます。
テーマは実に多種多様で、ライフスタイル、投資、仮想通貨、子育て、医療、マーケティング、アート、美容、食、音楽、都市伝説、怪談…などなど。
クラブハウス登録時に設定した、興味のあるカテゴリに沿ってROOMが表示される仕組みのようです。
興味あるカテゴリはいつでも変更できるので、ピンとくるROOMが見つからない時はアカウント設定(自分のアイコン→歯車アイコン)の「Interests」の内容を見直してみると良いかもですにゃ~
オープンセミナー型
上記の「テーマ指向雑談ラジオ型」に近いですが、有識者がテーマに沿って講演・議論しているROOMも良くあり、こちらは雑談というのは忍びないのでセミナー型としました(もしくはパネルディスカッション型)。
有料セミナー級の話が聞けることもあるし、モデレーターによっては本当のセミナーのように質問したりもできます。
少し前になりますが、たまたま見つけた「発酵ビジネス」について語られていたROOMはとても興味深く面白かったです。
作業用BGM
会話は一切せず、クラブのDJのように音楽を延々と流し続けてるROOMもあります。
チルアウト系やメディテーション系の音楽などもあるので、作業用BGMにピッタリ。
生演奏なのか録音したものを再生してるのかは分かりませんが。
また、普通のラジオのようにリクエストを受け付けて既存の曲を流してるROOMもありますが、権利とか大丈夫なのかな?と思ったりすることも。
変わったところで、般若心経を音楽に載せて読み上げたりするという「次世代仏教音楽」を定期的に配信してる現役のお坊さんが数人いるので、メディテーション系が聴きたい時に良くお邪魔してます。
パーソナルなROOM
クラブハウスらしさがなくなるので本来の使い方ではないかもですが、クローズド(非公開)なルームも作れるので、ごくごくパーソナルな使い方もできます。
タイムラグが少ないので電話代わりにしたり、オンライン飲み会の用途としても使えそうですにゃ〜
おわりに
ROOMについて色々書いておいて最後にアレなんですが、クラブハウスの本質はROOMではなく喋る人(スピーカー)同士の交流にあります。
そして、いわゆる著名人ではないけど「凄い人」が世の中にはめちゃくちゃ溢れてるんだってことに気付かされるSNSです。
単純に「喋りが上手い」という意味の「凄い」ではありません。
文字や写真・動画はいくらでも加工して凄く見せることはできますが、生の会話はそうはいかないですからね。
まさに「個」の時代の象徴であると同時に、普通に暮らしていては接点のなかった凄い「個」と「個」が出会い「新しい何かが産まれるきっかけとなる場」でもあると言えそうです。
誰が言ってたのかは忘れてしまいましたが、クラブハウスの登場で個人個人が持つナレッジの共有が急速に拡がり、新しいことが産まれるスピードも各段に上がっていく…みたいな話が印象的でした。
「知る人」と「知らない人」との情報格差もこれまで以上に急速に拡がっていくという負の面もありそうですが…。
とにかく1つのSNSでありながら色んな一面があるクラブハウス。
最近「クラブ」や「投げ銭」と言った新機能も追加され、まさにリアルタイムで進化してます。
「聞き専」でも十分楽しめるとは言いつつも、「聞き専」だけで終わらすにはもったいないSNSなので、筆者もどこかのタイミングでスピーカーデビューいたします。
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
コメント