とっちゃん@nyanco! です。
突然ですが「ひぐらしのなく頃に」というゲームをご存知でしょうか。
「ひぐらしのなく頃に」概要
パソコンの同人ゲームからスタートして、プレステやスマホアプリなどに移植されたり、アニメ化や実写映画化にもなってるので、「作品名は見たことある」という方も多いかも知れません。
ちなみに私は原作?となるパソコン版のみのプレイです。
プレイというか、一応はサウンドノベル形式のゲームと謳われてますが、選択肢がないのでただただ物語を読み進める感じです。
内容はズバリ、ミステリーホラーサウンドノベル。
- 鬼隠し編
- 綿流し編
- 祟殺し編
- 暇潰し編
- 目明し編
- 罪滅し編
- 皆殺し編
- 祭囃し編
上記のように複数の章立てに分かれており、それぞれかなりボリューミーかつ内容は濃厚緻密。
当時、京極夏彦や高橋克彦などのかなり濃いめの作品を好んで読み漁っていたのですが、それらに全く引けをとらないほどの濃厚さです。
「鬼隠し編」から「暇潰し編」までが「出題編」で、これでもかというくらいに「ナゾ」を突き付けられます。
その後の「目明し編」から「祭囃し編」が「解答編」で、全ての「ナゾ」が明らかになっていくという流れです。
素晴らしいエンターテイメント作品であることは間違いないのですが、惜しいなぁと思う点がいくつかあります。
惜しいなぁと思う点(初心者の壁)
イラスト
それはまず、作品に登場するキャラクターのイラストです!!
言葉を選ばずいうと、いかにも同人作品といった「素人臭&おたく臭」がプンプンするイラストなのです。
どうも本文を執筆している原作者本人(竜騎士07 さん)がイラストを描いてるようで、まずはこの絵を受け入れられるか?がこの作品に入り込めるか否かの壁になってる気がします。
過去にミステリー小説好きな友人にこの「ひぐらしをなく頃に」をオススメしたことがありますが、イラストに抵抗を感じたようで残念ながらプレイはしてくれませんでした ^^;
ただ!
私はこのイラストこそが「ひぐらし」だと思ってます。
確かに私も初見では若干抵抗がありましたが、もともと自分でマンガを描いていたりと同人作品に少なからず理解・免疫があったからかいつの間にか受け入れられてました。
ちなみにアニメ版やプレステ版とかをYouTubeでチラ見すると、いかにも絵師さんが描いたようなシュッとしたイラストになっているのですが、そちらの方に違和感を覚えてしまいます ^^;
序盤の日常シーンの長さ
もう一つ壁に成り得るのは、物語序盤の日常シーンがやたら長いことです。
「これほんとにホラー作品だっけ??」と疑ってしまうほどのノホホンとした内容がかな〜り長く続きます。
初めなので、各登場キャラクターの紹介や舞台の説明などでどうしても長くなってしまうのは仕方ないですが、ここで飽きて離れてしまう人もいそうなくらい長いと感じます。
ただ、これも必要不可欠なんだなぁとストーリーが進めば進むほど思うはずです。
初心者の壁を越えた先は…
上記の壁を越えたらもう「ひぐらし」の世界にドップリだと思います。
話の先が気になって気になって仕方がなくなります。
ミステリー小説なんかと同じですね。
「もうそろそろ寝ないと明日に響くのに…」と思いながらも後1ページ、もう1ページ…で気付けば「もうこんな時間!!」
となりがちなので、夜更かししても大丈夫な日にプレイするのが吉かと。
秋の夜長のお供にピッタリだと思います。
効果音で没入感アップ
あと特筆すべきはサウンドノベルならではの「効果音」。
「効果音」があるおかげで、作品への没入感が半端ないです。
作品にどっぷりハマっていた頃、現実のインターフォンの音にやたらビビるようになってました 笑
密閉式ヘッドフォンなどを着用してプレイしたら更に没入感があがることでしょう。
ただし、心臓が強い人のみオススメします 笑
BGMがまた素敵
「効果音」に加え、「BGM」の存在も大きいです。
その中でも大好きなBGMは「you」という曲。
youtubeに色んなバージョンがアップされてますが、私は原作に流れてくるバージョンが好きです。
「和」や「郷愁」、「夏の終わり」といったことがイメージされるメロディで、これぞ「ひぐらしのなく頃に」だと思ってます。
作業BGMとしてもとっても良いのでゲームはやらずとも曲だけでもぜひ聴いてみてください。
プレイ環境について
色んなプレイ環境がありますが、原作といえるのはWindowsパソコンソフトですが…
…現在は無料体験版のみ配布されていて、製品版は「販売は終了しました。」となってますね。。
無料体験版はこちらからダウンロードできました。
※いくつかダウンロード先が用意されていますが、残念ながらほとんどリンク切れになっているようです。「こころんにあるみらー様」の「みら~6~8」のみダウンロードを確認できました(2019/09/14現在)。
ちなみにスマホ(iPhone、Android)のアプリバージョンもありますが、1話目「鬼隠し編」だけが無料で残りが各話600円というお値段設定で、全てやろうとすると4200円というなかなかのお値段になります ^^;
(製品版の販売終了はアプリ版があるからっぽいですね)
・iPhone版
・Android版
お金を一切かけずに楽しみたい!
できれば無料で楽しみたい!という方はYouTubeの実況動画が良いかと。
ぴより隊長という可愛らしい声の女性Youtuberさんの実況動画がおすすめです(恐らく全編をアップしてるのはこの方だけ)。
基本的にテキストを全部読み上げてくれているので「耳だけで」聴くこともできます。
(できればグラフィックも見て欲しいですが…)
平均20〜30分くらいの動画が255本というかなりのボリュームです!
(私は基本ゲーム実況を見る時はyouTubeの再生機能の2倍速で見てますが、それでも長時間であることは間違いないですね)
時折、漢字の読み方が分からず止まってしまわれたりしてるのですが、「ひぐらし」には普通に読めない難解な漢字がたくさん出てくるのでそこはご愛嬌ということで… ^^;
まとめ
夏の終わりにピッタリな作品、「ひぐらしのなく頃に」。
興味が湧いたら是非プレイしてみてくださいませ~。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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