【MetaMask】ウォレットとアカウントの違いを図解したよ

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とっちゃん@nyanco! です。

今回はMetaMask(メタマスク)のウォレットとアカウントの違いを図解してみたよというお話です。

肉玉にゃんこ

大切な資産を保管するウォレットについてのお勉強ですにゃ〜

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「アカウント」と「ウォレット」は混同しやすい

接続するウォレットはメインウォレットではなくサブウォレット推奨!

新しいプロジェクト参加時や魔界BCG突入時に良く目にする文言ですよね。

ただ、この「サブウォレット」というのが何を指しているのか分かりにくい!という声も良く聞きます。

肉玉にゃんこ

MetaMaskの中に複数作成できるアカウントがサブウォレットという認識で良いですかにゃ〜?

個人的にここが一番混同しやすいポイントかと思うので、「そうではない」ということが良く分かるように図解で解説を試みるのが本記事の主旨となります。

肉玉にゃんこ

あら、違うんですかにゃ〜
どう違うのか早く教えておくれですにゃ〜

「アカウント」は「ウォレット」に内包されている

ズバリ、「アカウント」は「ウォレット」に内包されているという認識が大前提となります。

肉玉にゃんこ

にゃるほど!
「アカウント」より「ウォレット」の方が大きな括りというわけですにゃ〜

「アカウント」という言葉の響きから一番上の括りに思いがちですが、まずここが大きなポイントとなります。

▼ちなみに「アカウント」は下記のようにMetaMaskのメニュー「+ アカウントを作成」からウォレット内にいくつでも増やすことが可能です。

この「アカウント」の特徴は以下の通り。

  • アドレスがそれぞれ異なる
  • 資産(暗号資産・NFT)が個別に管理できる
  • 各アカウントごとに「秘密鍵」がある

「アカウント」はそれぞれアドレスが異なるだけでなく資産も区分けして管理されるので、筆者はアカウントを「1つの財布の中を仕切りで区切った用途別の収納スペース」というイメージで考えています。

肉玉にゃんこ

にゃるほど、「アカウント」を増やせば財布の中の仕切りが増えてくイメージですかにゃ〜
なんとなく「アカウント」のイメージが出来てきましたにゃ〜

厳密に考えると「アカウント」=「仕切り」と考えるのは乱暴かもしれませんが、分かりやすい喩えということでご了承ください。

「アカウント」は「ただの仕切り」でしかない

肉玉にゃんこ

でもなぜ「新しいプロジェクトにはメインではなくサブウォレットで」というのがイマイチまだ分かりませんにゃ〜

ここは具体的な例で考えると分かりやすいです。

例えば、メインで使っているウォレットを「ウォレットA」とし、その中に「アカウント1」「アカウント2」の2つアカウントがあるとします。

さらに、それぞれのアカウントには下記の資産が保管されてるとします。

  • アカウント1:10ETH、BAYC(NFT)
  • アカウント2:0.02ETH
肉玉にゃんこ

10イーサとBAYC、アカウント1はリッチマンですにゃーー
それに対してアカウント2はガス代(手数料)程度とまるで小銭入れですにゃ~

BAYC(ベイシー:Bored Ape Yacht Club)とは、猿の顔をモチーフにした非常に人気の高い&高価なNFTコレクション(執筆時現在最安値で1,000万以上!)の1つで、ジャスティン・ビーバー、ジミー・ファロンなどの海外セレブレティが保有していることでも有名です。もちろん筆者は保有してません ^^;

さて、ここでちょっと怪しいけど気になるから参加したい新規プロジェクトがあり、そのDAppsにMetaMaskを接続する必要が出てきたとすると…

肉玉にゃんこ

アカウント1で接続するのは詐欺プロジェクトだった時が怖すぎるので、ガス代程度しか入ってないアカウント2で接続しますにゃ〜

はい、これがもし悪意のあるプロジェクトだった場合、悲しいことにアカウント1のETHやNFTは根こそぎ奪われること間違いなしです。。。

肉玉にゃんこ

にゃんと!
アカウント2で接続したのにですかにゃ〜

ここでイメージすべきは「アカウントは財布の中の仕切り」でしかないことです。

肉玉にゃんこ

ハッ!!
別の仕切りから抜き取られるというわけですかにゃ?

イメージ的にはそんな感じで、ウォレットの中の1つのアカウントがハッキングされるとそこからウォレットの「リカバリーシークレットフレーズ」が漏れる可能性があるのです。

肉玉にゃんこ

リカバリーシークレットフレーズとやらが漏れるとどうなるんですかにゃ…?

リカバリーシークレットフレーズはウォレットそのものを復元できる非常に重要なフレーズです。

悪意ある人間がそのフレーズを使って自分のデバイスにウォレットを復元すると、ウォレット内全てのアカウントの資産に自由にアクセスできてしまうので、別のウォレットに送信されたりマーケットプレイスで売り払われたりと最悪な結末となります…

肉玉にゃんこ

BAYCが奪われるなんて想像しただけで廃人化してしまいますにゃ~(持ってないですけどにゃ〜)

被害を最小限に防ぐには複数の「ウォレット」を使い分ける

こういった悲劇を避けるには「ウォレットを複数持つ」ことが唯一の方法となります。

▼下記のようにウォレットを分けておけば、1つのウォレットがハッキングされたとしても他のウォレットのシークレットリカバリーフレーズは異なることから影響なしなので、被害を最小限にすることができます。

肉玉にゃんこ

にゃるほど、ウォレットごとにリカバリーフレーズが違うから被害は拡大しないということですにゃ~

ただし、パソコンなどデバイス自体がハッキングされたら話は別です。ウォレットを複数に分けていたとしても根こそぎ持っていかれる可能性もあります。

肉玉にゃんこ

パソコン乗っ取られたらあらゆる意味でジ・エンドですにゃ~
ちなみにウォレットは何個くらい持ってれば良いのですかにゃ~?

最低限「資産保管用(メイン)ウォレット」「普段使い用(サブ)ウォレット」の2つと、いわゆる「魔界」と呼ばれる「詐欺覚悟のプロジェクト突撃用ウォレット」の3つは必要かと思います。

  • 資産保管用ウォレット(サイトやDAppsには一切接続しない)
  • 普段使い用ウォレット
  • 魔界突撃用ウォレット(怪しいけど参加しておきたいプロジェクト用)

ただ、資産保管用といってもNFTが保管されたウォレットを接続して遊ぶDAppsも多い昨今、なかなかそうもいかないので、プロジェクトごとにウォレットを作っておくのが一番良きかなと個人的には思ってます。

肉玉にゃんこ

ただ、あまりに数が多いと管理がマジで大変になるので作り過ぎは非推奨ですにゃ~

ウォレットを複数作成する方法

肉玉にゃんこ

よし、ウォレットを複数作ろう!と思ったけどそういえば作り方が分からないですにゃ~

そんな方のために、パソコンで作成する方法、スマートフォンで作成する方法について書いた記事をご紹介しておきます。

スマートフォンの場合

パソコンの場合

おわりに

ちなみに高額なNFTや、しばらく使わないまとまった額の暗号資産は「LEDGER WALLET(レジャー・ウォレット」などの物理的なハードウェアウォレットに保管しておくのが一番安全です。

肉玉にゃんこ

イメージとしてはUSBメモリみたいなウォレットですにゃ〜
金庫にでも入れておけばハッキングされようがないですにゃ〜

本記事がどなたかの参考になれば幸いです。

今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧

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