とっちゃん@nyanco! です。
今回はMetaMask(メタマスク)のエクスポート・インポート方法の手順解説【2021年10月最新版】です。
本記事は基本的にパソコンでの作業を前提とした記事内容となりますにゃ~
また、パソコン買い替え時、もしくは新規ブラウザへの移行を想定してますにゃ~
MetaMask「ウォレット」エクスポート・インポート方法
【移行元作業】MetaMaskから「ウォレット」エクスポート手順
まずは移行元のMetaMaskからウォレットをエクスポートしていきます。
▼拡張機能のMetaMaskのアイコンをクリックします。

▼開いたメニューのアカウント名の右横にある「︙」をクリックし、「ビューの展開」をクリックします(作業しやすいようにMetaMaskのウィンドウを拡げるため)。

▼新規タブでMetaMaskのウィンドウが開いたら、右上のアカウントアイコンをクリックし「設定」をクリックします。

▼設定画面になるので左側にあるメニューの「セキュリティとプライバシー」をクリックします。

▼「シークレット リカバリー フレーズを公開する」をクリックします。

▼このフレーズは誰にも教えないでくださいとの警告を確認し、MetaMaskのパスワードを入力して「次へ」をクリックします。

▼「シークレット リカバリー フレーズ」が表示されるので、コピーするなりCSVファイルとして保存するなり紙に書き留めるなりします。

「シークレット リカバリー フレーズ」は重要なフレーズなので決して他人に漏れないように慎重に扱ってくださいにゃ~
これで移行元ウォレットのエクスポートは完了です!
【移行先作業】MetaMaskから「ウォレット」インポート手順
続いて移行先へ先ほどエクスポートしたウォレットをインポートしていきます。
▼まずは移行先に拡張機能MetaMaskをインストールし、MetaMaskアイコンをクリックします。

▼「MetaMaskにようこそ」と表示されるので「開始」をクリックします。

▼ウォレットをインポートするので「いいえ、既にシークレット リカバリー フレーズを持っています」の「ウォレットをインポート」をクリックします。

▼「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」が表示されるので確認して「同意します」をクリックします。

▼ここで先ほどエクスポートした「シークレット リカバリー フレーズ」を入力・またはコピーペーストし、任意の新規パスワードを2回入力後、「使用条件 を読んで同意しました」に「使用条件」を確認後チェックして、「インポート」をクリックします。

▼「おめでとうございます」と表示されたらウォレットのインポート成功です!
「すべて完了」をクリックします。

▼「資産を保護してください」と再度の「シークレット リカバリー フレーズ」の重要性の案内を確認後、「OK」をクリックしたらインポート完了です。

「インポート済み」アカウントは個別にエクスポートが必要
あれ、ウォレットをインポートしたけど一部のアカウントがインポートされてないにゃ??
MetaMask以外で作成したアカウントをMetaMaskにインポートしていた場合、上記のようなことになりますが、仕様です。
▼アカウント名の右横に「インポート済み」と書かれているアカウントがそれです。

こちらは面倒ですが、個別にアカウントをエクスポートしてインポートする必要があります。
以下、その手順です。
【移行元作業】「インポート済み」アカウントのエクスポート手順
▼移行元のMetaMaskでエクスポートしたいアカウントに切り替え、「︙」をクリック→「アカウントの詳細」をクリックします。

▼続いて「秘密鍵のエクスポート」をクリックします。

▼秘密鍵の表示にはパスワードが必要なので、MetaMaskのパスワードを入力して「確認」をクリックします。

▼「これは秘密鍵です(クリックしてコピー)」の下に「秘密鍵(英数字の羅列)」が表示されるので、コピーします。

この「秘密鍵」はウォレットでいう「シークレット リカバリー フレーズ」と同様に重要なものなので、他人に知られないように管理する必要がありますにゃ~
【移行先作業】「インポート済み」アカウントのインポート手順
続いて移行先の作業に移ります。
▼MetaMaskのアカウントアイコンをクリック→「アカウントのインポート」をクリックします。

▼「秘密鍵の文字列をここに貼り付けます:」の下に先ほどエクスポートした「秘密鍵」をペーストして「インポート」をクリックします。

▼エクスポートしたアカウントに切り替わったらインポート成功です!

エクスポートされない他の設定項目について
MetaMaskの執筆時現在のエクスポート機能ではエクスポートされない設定項目がいくつかあるので、インポート後手動で設定する必要があります。
「アカウント名」はエクスポートされない
MetaMaskはアカウント名を自分で分かりやすいように任意の名前に変更できますが、インポートすると「Account 1」のような名前になってしまうので、移行前の状態に戻すには手動で変更する必要があります。
「カスタムRPC設定」はエクスポートされない
BSC(バイナンススマートチェーン)やMATICなど、カスタムネットワークの設定はエクスポートされないので、こちらも手動で追加する必要があります。
おわりに
MetaMask、意外とエクスポートされない項目が多いので、たくさんカスタマイズして使っていると移行する際に結構面倒だったりしますね。
今後のアップデートでエクスポート機能のパワーアップを期待してますにゃ~
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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