とっちゃん@nyanco! です。
今回は任意のテキストを外部サーバーを介さずローカルでQRコードに変換するPythonコードをご紹介します。
ローカルで処理が完結されるので、サーバーにアップしたくない機密情報や個人情報などを安全にQRコード化できます。
ただ、機密情報などで作成したQRコードの取り扱いにはくれぐれもご注意ですにゃ~
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
コードの動作環境
- OS:WindowsでもmacOSでも実行可能
- Pythonバージョン:3.11.2
- 必要ライブラリ:qrcode
必要ライブラリをインストールするコードは以下となります。
pip install qrcode[pil]
コードの挙動内容と使い方
▼.pyファイルを実行すると、下記のようにWindowsならコマンドプロンプト(macならターミナル)が開いて「QRコードに変換するテキストを入力してください:」と表示されます。
▼あとはQRコードにしたい任意のテキストを入力してエンターキーを押すだけでOK!
ちなみにQRコードに記録できる文字数には下記のように制限があるようですにゃ~
QRコードは最も大容量なバージョン40で誤り訂正レベルLの場合は、最大で漢字・かな1,817文字、英数字4,296文字、数字7,089文字の記録が可能です。
引用元:QRコードによってできることはこんなにある!基礎知識と導入事例5選
▼プロンプトウィンドウが自動で閉じられ、.pyファイルと同じディレクトリに「qr_code.png」というQRコードの画像データが自動生成されます。
▼生成されたQRコードを開き、スマホのカメラなどで読み取って確認できたら完了です!
ローカルでQRコードを作成するpythonコード
import qrcode
import sys
# ユーザーからテキスト入力を受け取る
if sys.platform == 'win32':
# Windowsの場合、cp65001を使用する必要がある
data = input("QRコードに変換するテキストを入力してください: ").encode('utf-8').decode('cp65001')
else:
# macOSの場合、UTF-8を使用することができる
data = input("QRコードに変換するテキストを入力してください: ")
# QRコードを生成する
img = qrcode.make(data)
# QRコードをファイルに保存する
img.save("qr_code.png")
# 生成したQRコードの画像ファイル名を出力する
print("QRコードの画像ファイルは qr_code.png です。")
コードはChatGPTに作成してもらったものを少しカスタマイズしてますにゃ~
おわりに
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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