とっちゃん@nyancoです。
今回は、【UiPath】でwebサイトのテキストを取得して変数に代入させるというプロジェクト作成の備忘録です。
UiPath(RPA(Robotic Process Automation))についての記事はこちらをどうぞ。
【UiPath】RPAで自動化。複数分岐も。初心者でもできた。 – 八百万-やおよろず-雑記。
完成イメージはこんな感じ。
1.ブラウザーでwebサイトを開く(URLは任意)
2.ページ内の特定のテキストを取得
3.テキスト内容を変数に代入
では早速組み立てていきます。
1.webサイトを開く
新規プロジェクトを作成。
今回名前は「test」とします。
「シーケンス」でも「フローチャート」どちらでも良いですが、今回は「フローチャート」で進めます。
▼アクティビティ「ブラウザーを開く」を追加
▼「Start」と「ブラウザーを開く」を矢印でつないで、「ブラウザーを開く」をダブルクリック
▼URLは任意のものを入力。今回はヤフーのTOPページにします
※URLをダブルクォーテーションで囲むのを忘れずに!
※今回使うブラウザはInternet Explorer 11とします。
2.ページ内の特定のテキストを取得
▼「ブラウザーを開く」の「Do」ボックスの中に、アクティビティ「テキストを取得」を追加
「ブラウザー内に 要素 を指定」をクリック。
▼ブラウザーに切り替えて、取得したい箇所のテキストをクリック
▼UiPathに戻ってくるので確認します
3.取得したテキスト内容を変数に代入
続いて取得したテキストを代入する変数を作成します。
▼①「変数」をクリック、②「名前」「変数の型」「スコープ」を入力
「名前」はローマ字+数字なら任意のものでOK。今回は「news」としました。
「変数の型」は文字列なら「String」、数値なら「Int32」。
「スコープ」はこの変数の利用範囲なので、「test」全体で使えるように変更。
▼「テキストを取得」のプロパティ「出力」に作った変数名「news」を入力
これで完成です!
動作確認
ちゃんとテキストを取得して変数に代入できているかを確認するための方法もご紹介。
▼アクティビティ「メッセージボックス」を追加して、変数名「news」を入力
これで「実行」をクリックしてみます。
うまく設定できていれば、IEが自動で立ち上がり、yahooトップページに遷移後、メッセージボックスが表示されるはずです。
▼成功したらこんな感じ
思うように動くプロジェクトができました!
これで、Yahooトップページの構造が変わらない限りは大丈夫なはずです。
これを元に、より発展的な自動化プロジェクトが作成できそうです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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