とっちゃん@nyanco! です。
今回はUiPathで作成したプロジェクトの作成メモです。
作成バージョンはCommunity Edition 18.3.0です。
今回、自動でさせたかったことは、webページにとあるメッセージが出ていたらアラートで教えてくれるです。
【UiPath】RPAで自動化。複数分岐も。初心者でもできた。 – 八百万-やおよろず-雑記。
上記記事の、2. までの手順は共通で、2. の途中からメモしていきます。
変数”status”の文字列から処理を分岐
今回は status の文字が「編集中」だった時のみ特定のアクションをさせたいと思います。
Caseを「編集中」として、「アクティビティ」を追加。
ブラウザにアタッチを追加して、ブラウザを認識させる。
ブラウザにアタッチ内にクリックを追加し、セレクターには下記を入力。
"<webctrl tableCol='6' tableRow='" & RowCount & "' tag='SPAN' />"
※うまくいかない時は、一度画面上で指定をしてから上記セレクターに置き換えるとうまくいきました。
これでstatusが「編集中」ならその文字列をクリックし、ページ遷移することになります。(今回のケースではテキストがリンクとなっています)
「編集中」以外は何も設定せず、スルーさせます。
ページ遷移後、特定のテキストがあるか確認させる
webページ上のテキストを確認させるには色んなアクティビティがありますが、今回は
OCR でテキストの有無を確認でうまくいきました。
手順は以下の通り。
・webページ上で特定のテキストを表示させている状態にしておく
・画面上で指定で特定のテキストをクリック
・有無を判定させたいテキストは今回は「”未登録の画像があります。確認して登録を完了してください。”」と入力
・条件分岐させる際、テキストの有無を変数にしておく必要があるので、変数GAZOUを作成。型はBoolean、スコープは全体に設定。
・出力に変数GAZOUを設定。
特定のテキストの有無で条件分岐
条件分岐を追加。
Conditionに「GAZOU = True」と入力。
Thenには何も設定せずスルーさせる。
Elseには警告音とメッセージボックスを追加して音とメッセージで知らせるように設定。メッセージは任意でOK。今回は「”未登録あり”」とした。
一覧の画面に戻す
あとは一覧の画面に戻して繰り返すため、クリックを追加して、ブラウザの戻るボタンをクリック。
プロパティのオプションで、ウィンドウメッセージを送信にチェックをいれておくと、ウィンドウがアクティブでなくても動くのでバックグラウンドで動作させたい時にはチェックを入れておきましょう。
上の行へ移動
上の行へ移動させるため、RowCountの数値を-1させます。
代入を追加。
ToにRowCount。式に RowCount – 1 を入力。
以降は、下記記事の 4. と同じ手順となります。
【UiPath】RPAで自動化。複数分岐も。初心者でもできた。 – 八百万-やおよろず-雑記。
以上、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
少しでも何か参考になれば幸いです。
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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