とっちゃん@nyanco! です。
今回はBRC-20のOrdinals(オーディナルズ)についてざっくり調べてまとめてみたよというお話です。
ざっくりなので深い技術的な部分は割愛してますにゃ~
まずは触り程度の知識が欲しいといった方向けの記事となってますにゃ~
BRC-20とは?
BRC-20とは、超ざっくり言うとEthereum(イーサリアム)のERC-20のビットコインバージョンとなります。
そもそもERC-20がなんでしたかにゃ〜?
ERC-20とはEthereum Request for Comment-20の略で、いわばイーサリアムブロックチェーンと互換性のあるトークンを発行するための共通規格のことです。
このERC-20で発行されたトークンは非常に多く、代表的なものをピックアップすると以下のような感じです。
- USDT
- USDC
- BNB
- SHIB
- DAI
- UNI
- ARB
おお、見たことあるコインばかりですにゃーー!
昨今のブロックチェーン業界には欠かせないメジャーなコインばかりですが、これらはイーサリアムなしでは存在しなかったとも言えますね。
ちなみにBNBなどは、初めは「ERC-20トークン」として発行されましたが、その後独自のブロックチェーン(Binanceチェーン)が開発され、メインネットがそちらに移行しているという流れもあります。
「Ordinals」ありきの「BRC-20」
イーサリアムと違ってビットコインは通貨としての機能(送金・支払いなど)のイメージしかなかったんですが、いつからそんなことになったんですかにゃ~?
はい、ここで登場するのが2023年3月にDomoという人物が発表した「Ordinals(オーディナルズ)」という規格です
またナゾのワードが出てきましたにゃ~
こちらも超ざっくりどんなものか解説すると、ビットコインの最小単位である「サトシ(Satoshi)」に個別のデータを割り当てるといった技術です。
「Satoshi」!
確か1億サトシで1BTCというやつでしたかにゃ~
はい、1SatoshiをBTCで表すと以下のように目がチカチカするやつですね。
1 Satoshi = 0.00000001 BTC
桁が多すぎてマジで目がチカチカしますにゃ~
この膨大な「サトシ」に一意のIDを割り当てることで、画像やテキストなど特定の情報と紐づけができるので、ビットコインネットワーク上にトークンやNFTなどのデジタルアセットを作成することができるようになったというわけです。
なるほど、「Ordinals」ありきの「BRC-20」というわけですにゃ~
なぜ「サトシ」なのか?
この「サトシ」という最小単位は、ビットコインの開発者とされるサトシ・ナカモトに由来しています。日本人のような名前ですが、いまだにその正体はナゾに包まれています。ちなみに略して「sat」と表記されることもあります。
BRC-20トークン対応ウォレット「UniSat Wallet」
ちなみに「BRC-20トークン」はMetaMaskでは扱えないですかにゃ~?
はい、執筆時現在MetaMask(メタマスク)は「BRC-20」には対応していないので、「UniSat Wallet(ユニサット・ウォレット)」というビットコイン版メタマスクなウォレットを使用する必要があります。
▼「UniSat Wallet」については下記記事をどうぞ!
おわりに
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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