とっちゃん@nyanco! です。
今回はChrome(クローム)で点滅するテキストカーソルが出て挙動がおかしくなってしまう「カーソルブラウジング機能」についての解説と無効にする方法のご紹介です。
点滅カーソル出現?Chromeがおかしくなった?!
Google Chromeを使っているとふと、挙動がおかしくなる現象が発生。
カーソルキーでページ送りができなくなったり、PageUp・PageDown・Home・Endでのページ操作やマウスジェスチャーも言うこと効かなくなったり…
そして何よりおかしい現象がこちら!
テキストを入力する時のテキストカーソル( I )が、明らかにテキスト入力する箇所でないところに現れてチカチカと点滅してますにゃ~
そう、まるでメモ帳やテキストエディタのようにテキストカーソルが現れ点滅し、カーソルキーで動かせるという状態。
一瞬「Chromeがブッ壊れた??」と思いましたが、調べてみるとそうではなく、Chrome 86から使えるようになった新機能のようでした。
カーソルブラウジング機能
こちら、マウスではなくキーボードでブラウジングができるようになる「カーソルブラウジング」という機能です。
「カーソルブラウジング」オン・オフの仕方
どんな機能かの解説の前に、まずはすぐにでも機能をオフにしたい!という方のために機能をオン・オフにする方法のご紹介。
めちゃくちゃ簡単です。
F7 キーを押すだけでOK!(パソコンによっては Fn + F7 )
- 「カーソルブラウジング」が有効の時に F7 キーを押すと無効
- 「カーソルブラウジング」が無効の時に F7 キーを押すと有効
という感じで F7 キーが、押す度にオン・オフが切り替わるトグルキーとなってます。
ちなみに機能をオンにする時、下記のようなダイアログが表示されるので知らぬ間に「カーソルブラウジング」がオンになることはあり得ないはずですが、勝手になってた時が確かにありました…原因は不明です。。
カーソル ブラウジングをオンにしますか?
テキスト カーソルを使ってページ間を移動できます、オフにするには F7 キーを押します。
ちなみにFireFox、Internet Explorer、EDGEにも同様の機能がありますが、「キャレット ブラウズ(ブラウジング)」という名称となってます(「カーソル」のことを「キャレット」とも言うそうです)。
「カーソルブラウジング」、もともとはChromeの拡張機能としてあった機能だったそうですにゃ~
「カーソルブラウジング」でできること
拡張機能から標準機能に格上げされた経緯のあるこの「カーソルブラウジング」、一体どんなことができる機能なのかと言うと…
- カーソルキーでページ内の要素から要素に移動できる
- テキストカーソルをリンク要素に移動させると黒い枠線が表示され、エンターキーでリンク先に移動(クリックと同じ挙動)
- shift キーとカーソルキーでテキストを範囲選択できる
と、一通りのブラウズ操作がキーボードだけでできるようになります。
ただ、縦に長いページで下にスクロールしたい場合などはカーソルキーを叩きまくる必要があるのでもどかしいですにゃ~
一応、「カーソルブラウジング」がオンになっている状態でもマウスは使えるので、スクロール等はマウスを使った方が圧倒的に早いですが、マウスを使うのであればそもそも「カーソルブラウジング」をオンにする意味もない…
と、なんだか使いどころがイマイチ分からない機能ではあります ^^;
強いて言うなら以下のような使い道くらいでしょうか…
- マウス(特にワイヤレスマウス)に不具合が起こって使えない時の操作(操作できる範囲はブラウザだけですが)
- マウスでは選択しずらい細かいテキストを選択する時
おわりに
個人的にはマウスを使わずキーボードで色々するが好きなので、「カーソルブラウジング」は面白い機能だなとは思いつつも、現状の使い勝手では正直使えないというのが感想です。
ただ、こんな機能があるんだということを知っておくだけでも、ふいに「カーソルブラウジング」がオンになってもすぐに解除できるので意味はありますね。
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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