【ブリッジ】Polygonの MATIC を BNB に交換してみたよ【スワップ】

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とっちゃん@nyanco! です。

今回はブリッジサイト「PORTAL(ポータル)」でPolygonの$MATICBNB Chain(旧:BSC)の$WMATICにブリッジして、さらにMetaMaskで$BNBにスワップしてみたのでその手順を画像付きで分かりやすく解説するよというお話です。

肉玉にゃんこ

作業的には簡単でしたが、思った以上に待ち時間が発生したので急いでいる時はオススメしませんにゃ〜

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本記事の概要

まず、本記事の流れは以下のようになります。

  1. $MATIC → $WMATIC(ブリッジ:「PORTAL」で作業)
  2. $WMATIC → $BNB(スワップ:「MetaMask」で作業)

ちなみに$WMATICとは「Wrapped Matic(ラップド・マティック)」の略で、「ラップド・トークン(ラップで包んだトークン)」と呼ばれる種類のトークンとなります。

肉玉にゃんこ

??
トークンをラップに包むとは一体なんぞやですかにゃ〜?

もちろんトークンは物理的には存在しないデータなので、実際にラップで包むことはできません。あくまでイメージです。

「ラップド・トークン」について超ざっくり解説すると、ラップに包むことで異なるチェーンのトークンと交換することができるようになるという、異なるチェーン同士のトークンを交換する「ブリッジ」には欠かせないトークンと言えます。

ブリッジサイトを介さずに異なるチェーンのトークンを交換しようとすると、それぞれのトークンやチェーンに対応している暗号資産取引所を利用しなくてはならず、手間や余計な手数料もかかったりします。

そんな課題を解消してくれるのが本記事で紹介する「ブリッジサイト」ですが、実際に使ってみた正直な感想は、手間的には簡単でしたがブリッジするのに約1時間もかかったので、急いでる時には使えないなという印象でした ^^;

肉玉にゃんこ

サクッと数分でブリッジできるようになったら最高なんですがにゃ〜

「PORTAL」とは?

まず、今回ブリッジするのに利用した「PORTAL(ポータル)」というサイトについて簡単に解説しておきます。

「PORTAL」とは数あるブリッジサイトの中の1つで、「対応チェーンが24と多い(執筆時現在)」と、人気度合いが分かる指標「TVL(Total Value Locked:ロックされた金額の合計)が高水準なこと」が特徴のブリッジサイトです。

肉玉にゃんこ

UIはフロー形式で分かりやすく、暗号資産に慣れた方なら迷うことなく使える感じですにゃ〜

▼他のブリッジサイトについては「DefiLlama(ディーファイラマ)」というDeFiアグリゲーターサイトで一覧が確認できます。

→「DefiLlama」にアクセス

ちなみに…「PORTAL」と特徴が似た「Multichain(マルチチェーン):旧Anyswap」というブリッジサイトは、ハッキング被害を受けた影響から現在はサービス停止となっています。このように何が起こるか分からないのが暗号資産の世界なので、ブリッジする際に接続するウォレットはメインのウォレットではなくブリッジ用のサブウォレットを使用することを強く推奨します。

肉玉にゃんこ

自分の身は自分で守る以外ありませんにゃ〜

$MATIC→$WMATICブリッジ手順

Step0. 事前準備

まず事前準備として下記項目をクリアしておく必要があります。

  • MetaMaskウォレット作成 ※サブウォレット推奨
  • MetaMaskウォレットにPolygonとBNB Chainネットワーク追加済
  • MetaMaskウォレットに$MATIC(ブリッジしたい分+ガス代)$BNB(ガス代)保有済
  • MetaMaskウォレットのBNB Chainネットワークに$WMATICトークンを追加

$WMATICのコントラクトアドレス
0xc836d8dC361E44DbE64c4862D55BA041F88Ddd39

肉玉にゃんこ

PolygonとBNB Chain両方のトランザクションが発生するので、それぞれのネイティブトークンが必要ですにゃ〜

Step1. PORTALにウォレット接続

▼まずは下記より「PORTAL」サイトにアクセスします。

→「PORTAL」にアクセス

▼続いてブリッジ元ブリッジ先のチェーンを以下のように指定します。

  • Source(ブリッジ元):Polygon
  • Target(ブリッジ先):BNB Chain

「Source」「Target」が設定できたら「CONNECT(ウォレット接続)」ボタンをクリックします。

「Select your wallet(ウォレット選択)」と表示されるので今回は「MetaMask」をクリックします。

MetaMaskウィンドウが起動し、「MetaMaskを使用して接続」と表示されるので上部に表示されたドメインが「portalbridge.com」であることを確認した上で接続したいアカウントにチェックを入れ「次へ」ボタンをクリックします。

肉玉にゃんこ

ドメインチェックは詐欺サイトに引っかからないためにも重要ですにゃ〜

サイトに許可する操作内容を確認して「接続」ボタンをクリックします。

▼ここで、ネットワークが「Source」で指定した「Polygon」以外になっていた場合はこのように「このサイトによるネットワークの切り替えを許可しますか?」と表示されるので「ネットワークを切り替える」ボタンをクリックします。

肉玉にゃんこ

もともとネットワークが「Polygon」だった場合はもちろん表示されませんにゃ〜

▼このように「DISCONNECT 0x(接続したウォレットアドレス)…」と表示されたら接続完了です!

Step2. トークンを選択する

続いてブリッジ元のトークンブリッジ先のトークンを指定していきます。

「SELECT A TOKEN(トークン選択)」をクリックします。

「Select a token」と表示されるので「Other Assets(他の資産)」「MATICpo」をクリックします。

「MATICpo」とは恐らくMATIC polygon」の略で、Polygonのネイティブトークンである$MATICを表しているものかと思われます。

▼続いてブリッジしたい量「Amount」フォームに入力します。

▼MATICはガス代として少し残すため、今回は全部で「22」あるうちの「21」をブリッジすることにします。入力できたら「NEXT(次へ)」ボタンをクリックします。

▼再度MetaMaskウィンドウが開き、今度はブリッジ先のネットワークである「BNB Chain(旧:BNB Smart Chain)」に切り替えていくので「ネットワークを切り替える」ボタンをクリックします。

ブリッジ先のトークン(Bridged tokens)が「WMATIC」になっているのを確認して「NEXT」ボタンをクリックします。

ちなみに画面下に警告っぽく表示されてるのはBNB Chainのガス代として必要な$BNBがMetaMaskにちょっとしかないから取引できないかも?という内容ですが、問題なくブリッジはできました。

This wallet has a very low BNB balance and may not be able to pay for the upcoming transaction fees.
Current balance: 0.003934073
【Google翻訳】このウォレットの BNB 残高は非常に少なく、今後の取引手数料を支払うことができない可能性があります。
現在の残高: 0.003934073

「3. SEND TOKENS」セクションになるので「TRANSFER(転送)」ボタンをクリックします(注意書きの和訳は下にアリ)。

This will initiate the transfer on Polygon and wait for finalization. If you navigate away from this page before completing Step 4, you will have to perform the recovery workflow to complete the transfer.
【Google翻訳】これにより、 Polygon上で転送が開始され、ファイナライズが完了するまで待機します。ステップ 4 を完了する前にこのページから移動した場合は、転送を完了するために回復ワークフローを実行する必要があります。

「Are you sure?(本当にいいですか?)」と表示されるので内容を確認(和訳は以下にアリ)して「CONFIRM(確認)」ボタンをクリックします。

The tokens you will receive are Portal Wrapped Tokens and will need to be exchanged for native assets.
Click here to see available markets for wrapped tokens.
【Google翻訳】受け取るトークンは次のとおりです ポータルでラップされたトークン ネイティブアセットと交換する必要があります。
ここをクリックすると、ラップされたトークンの利用可能な市場が表示されます。

MetaMaskウィンドウが起動し、ガス代の見積もりブリッジするMATIC数量の合計が表示されるので確認して「確認」ボタンをクリックします。

「Waiting for x / 512 confirmations on Polugon…」と表示されたら承認作業が完了するまでひたすら待ちます。

肉玉にゃんこ

作業が終わるまでこのページは開きっぱなしにしておいた方が良さそうですにゃ〜

▼ようやく承認作業が完了したら次は「Waiting for finality on Polygon which may take between 30 minutes to 3 hours to complete.(Polygonの最終処理を待っています。完了するまでに30分から3時間かかる場合があります)」と表示されるのでさらに待ちます。

肉玉にゃんこ

このページも作業が終わるまで閉じずに待っておいた方が良さそうですにゃ〜

▼今回は1時間ほどで最終処理が完了しました(混雑しているともっとかかるかも知れません…)。「REDEEM(引き換える)」ボタンがクリックできるようになるのでクリックします。

MetaMaskウィンドウが開きガス代の見積もりが表示されるので確認して「確認」ボタンをクリックします。

以下のような表示になれば完了です!

▼MetaMaskの「トークン」タブ$WMATICにブリッジした数量が反映されているか確認します。

$WMATICが表示されていない場合は、カスタムトークンとして追加する必要があります。

カスタムトークン追加について「【MetaMask】BNB Chain(旧BSC)のカスタムトークンを追加する手順」の記事を参考にしてください。

$WMATICのコントラクトアドレス:0xc836d8dC361E44DbE64c4862D55BA041F88Ddd39

$WMATICを$BNBにスワップ

最後にMetaMaskで $WMATIC を $BNB にスワップしていきます。

MetaMaskウィンドウを開き、「スワップ」をクリックします。

「スワップ」画面になるので上のトークンを「WMATIC」下のトークンを「BNB」に変更します。

▼トークンを設定したら、ブリッジしたい数量WMATICのフォームに入力します。

▼WMATICの数量を入力すると、その時の相場に応じてスワップされるBNBの量が自動計算されるのでガス代見積もりと合わせて確認して問題なければ「スワップ」ボタンをクリックします。

「処理中」と表示されるのでしばし待ちます。

「トランザクションが完了しました」と表示されたらOKです。「閉じる」ボタンをクリックします。

▼ウォレットのBNBにスワップした数量が反映されていればスワップ完了です!

肉玉にゃんこ

お疲れ様でしたにゃ〜!

おわりに

本記事がどなたかの参考になれば幸いです。

今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧

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