【zkSync Era】イーサリアムからzkSync EraにETHをブリッジしてみたよ

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2023.08.08 2023.08.07

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metamask zkSyncEra イーサリアムブリッジ仮想通貨（暗号資産）

この記事は約8分で読めます。

とっちゃん@nyanco! です。

今回はEthereum（イーサリアム）メインネットのETH（イーサ）をzkSync Era（ジーケーシンクエラ）ネットワークにブリッジ（移動）させてみたのでその手順を画像付きで分かりやすく解説するよというお話です。

「ブリッジ」とは、ETHなどのトークンをL1（イーサリアム）からL2（ズィーケーシンクエラ）へ（逆もしかり）移動させることですにゃ〜
言葉で見ると難しそうですがやってみると簡単ですにゃ〜

zkSync EraにETHをブリッジする方法
おわりに

zkSync EraにETHをブリッジする方法

本記事の前提

まず、本記事の内容は下記項目がクリアされている前提となります。

【パソコンの場合】拡張機能「MetaMask（メタマスク）」がインストールされている
【スマートフォンの場合】「MetaMask」アプリがインストールされている
「MetaMask」にETH残高を保有している
「MetaMask」にzkSync Eraネットワークを追加している

zkSync Eraネットワーク追加は作業途中でも可能なのでマストではないですにゃ〜

Step1. ブリッジサイトにアクセスしてウォレット接続

▼まずは下記URLよりzkSync Era公式のブリッジサイトにアクセスします。

zkSync Bridge | Transfer funds between zkSync and Ethereum

With the zkSync Bridge you can easily deposit tokens to zkSync. Enjoy faster, cheaper and more efficient transactions with the future proof zkEVM scaling Ethere...

PCの場合は拡張機能のMetaMaskがインストールされてるChromeやBraveなどのブラウザから、スマホの場合はMetaMaskアプリ内「ブラウザ」からアクセスしますにゃ〜

▼早速「Bridge」ページになります。めちゃくちゃシンプルな画面ですね。まずはウォレット接続をするので「Connect wallet（ウォレット接続）」をクリックします。

▼「Cponnect your wallet」と表示されるので任意のウォレットをクリックします。本記事では「MetaMask」で進めていきます。

ウォレット接続することでTerms of Service（利用規約）とPrivacy Policy（プライバシーポリシー）に同意したことになります。

▼MetaMaskウィンドウが開くので、上部に表示されたドメインが「portal.zksync.io」であることを確認し、接続するアカウントにチェックを入れて「次へ」をクリックします。

▼サイトに許可する操作内容を確認して問題なければ「接続」をクリックします。

▼ウォレット接続されると下記のような画面になり、ブリッジができる状態となります。

Step2. ブリッジサイトでETHをブリッジする

▼早速ブリッジしていきますが、先に簡単な画面の解説をどうぞ。

① 接続しているウォレットアドレスとzkSync Era Testnet切替、ログアウト
② Deposit／Withdraw：ブリッジ先切替。Depositが「Ethereumメインネット → zkSync Era」、Withdrawが「zkSync Era → Ethereumメインネット」
③ ブリッジするトークンを切替（ETH・USDC・COMBO等）
④ ウォレット内残高表示
⑤ ブリッジしたいトークン数量を入力（「MAX」でガス代分を除いた最大値を自動入力）
⑥ ブリッジ先のアカウント（「鉛筆アイコン」で別ウォレットアドレスに変更できる？）
⑦ 参考ガス代（手数料：60秒で自動更新）
⑧ ブリッジ先に着金する参考時間
⑨ 「Continue（続ける）」：ブリッジ手続きに進む

⑦のガス代、6.68ドルと決して安くはないですが、ガス代が安くなるのはあくまでzkSync Era上の話であって、EthereumからzkSync Eraへブリッジする際には通常通りのガス代が必要となるので要注意です。

⑨が「Continue」ではなく「Change wallet network to Mainnet」と表示されている場合、MetaMaskのネットワークがEthereumメインネット以外になっているので変更する必要があります。

▼また、下記のように「Getting balances error: failed response…」というエラーが出る場合もネットワーク違いが原因なことがあるので正しいネットワークに変更して「Try again」をクリックすると解消されることがあります。

▼「Deposit」を「Withdraw」に切り替えると「zkSync Era」→「Ethereum」へブリッジするモードになりますが、画面の見方は先程と同様です。ただ、「Change wallet network to zkSync Era Mainnet」となっている通り、MetaMaskのネットワークを「zkSync Era」に切り替える必要があります。

要するに、
「Deposit」ではMetaMaskのネットワークを「Ethereum Mainnet」、
「Withdraw」ではMetaMaskのネットワークを「zkSync Era Mainnet」
と「Deposit / Withdraw」を切り替える度にネットワークも切り替える必要があるわけです。

ちょい面倒に感じますが仕方ないですにゃ〜

→参考：【MetaMask】zkSync Era ネットワークを追加する手順【超簡単】

▼今回はガス代が安い「zkSync Era」から「Ethereum」への「Withdraw」でブリッジしてみます。

「Withdraw」のガス代は「Deposit」の約10分の1くらいですにゃ〜

ガス代は安いですが、「Arriving in 〜24 hours（24時間以内に到着）」とあるようにブリッジ先に着金するのにかなり時間がかかる点は要注意です。

ガス代と送金時間の関係を表にまとめると以下のようになります。

	【Deposit】 Ethereum Mainnet ↓ zkSync Era Mainnet	【Withdraw】 zkSync Era Mainnet ↓ Ethereum Mainnet
ガス代	高い	安い
送金にかかる時間	15分程度	24時間以内

▼今回はごく少量ですが「0.003 ETH」を「zkSync Era」→「Ethereum」にブリッジしてみます。ガス代も確認しつつ「Continue（続ける）」をクリックします。

▼「Confirm transaction（トランザクション確認）」と表示されるので送金元と送金先やガス代含めた合計金額などの内容を確認し、問題なければ「Send to Ethereum Mainnet（イーサリアムメインネットへ送る）」をクリックします。

▼MetaMaskウィンドウが起動し再度ガス代含めた予想最大額が表示されるので確認し、問題なければ「確認」をクリックします。

▼「Transaction submitted（トランザクション送信済）」と表示されればOKです！

あとはブリッジ先に着金するのを待つばかりですにゃ〜

繰り返しになりますが、「Withdraw」する場合は着金に時間がかかる旨の案内が下記のように表示されています。

Your funds will be available on the Ethereum Mainnet after a ~24-hour delay. During this time, the transaction will be processed and finalized. You are free to close this page.
【DeepL翻訳】イーサリアムのメインネットで資金が利用可能になるのは、～24時間の遅延の後です。この間に取引は処理され、確定されます。このページは自由に閉じることができます。