とっちゃん@nyanco! です。
今回は、アメリカ証券取引委員会(SEC)に承認されて話題沸騰の「ビットコインETF」とはなんぞや?ということで調べてみたよというお話です。
「ETF」とは?というところから分かりやすく解説していきますにゃ〜!
暗号資産界隈だけでなく各方面でも注目されていた、世界最大の資産運用企業「ブラックロック」や「フィデリフィ」、「アーク・インベストメンツ」などによるビットコイン「現物」ETF申請が半年近くの申請期間を経て2024年1月10日に承認されました!
これが暗号資産業界にとって追い風になるのか?ビットコインの半減期も近いことも相まって要注目ですね。
▼承認後早速、ビットコイン現物ETFに1,000億円以上の資金が流入したとのことです!
ビットコインETFとは
そもそも「ETF」とは?
ビットコインは分かるけど、実は「ETF」が謎ワードですにゃ〜
筆者のように仮想通貨から投資の世界に入った方はこんな感じの方が多いと思いますが、株式などの従来の投資をされてる方にとって「ETF」はとっても一般的で、これまた一般的な「投資信託」と良く比較される金融商品です。
「投資信託」も良く聞くけどイマイチ理解してませんにゃ〜
ということでまずは「投資信託」と「ETF」の違いをサクッと解説します。
「投資信託」と「ETF」の違い
そもそも「ETF」とはExchange Traded Fundsの略で、日本語訳すると「上場投資信託」となり「投資信託」の「上場」しているバージョンということになります。
にゃるほど!ETFも「投資信託」の仲間なんですにゃ〜!
▼「株式」を含めた「ETF」「投資信託」の違いを分かりやすく表した図がコチラ。
おお、これは分かりやすいですにゃ〜!
にゃるほど、ETFと投資信託は複数銘柄がパッケージされた商品というわけですにゃ〜!
ズバリその通りで、「ETF」と「投資信託」に投資すると投資のプロが選んだ銘柄に自動的に分散投資できるというスグレモノなわけです。
分散投資でリスク分散もできて最高ですにゃ〜
ちなみに「上場」と「非上場」の違いはなんなんですかにゃ〜?
「上場」と「非上場」の違いは以下の通りです。
- 上場:株式や暗号資産のように市場でユーザーが自由に売買でき、価格はリアルタイムで変化する
- 非上場:ユーザーは自由に売買できず、価格は1日に1回計算される
にゃるほど、「上場」してる「ETF」の方が株や暗号資産っぽいってことになりますかにゃ〜
まさにその通りで、「ETF」は「株式」と「投資信託」の良いとこどりの金融商品とも良く言われたりします。
- 個別株のように自由に取引ができる
- 投資信託のように分散投資ができる
ここまでだと分散投資できてリスクも分散できる「ETF」めちゃ良いのでは?と思うかもですが、「ETF」は投資のプロが運営しておりそこに人件費がかかるため「信託報酬」というコストがかかるというデメリットもあることを覚えておく必要があります(かなり少額ですが)。
改めて「ビットコインETF」とは
「ETF」については大体理解できましたにゃ〜
そのことを踏まえ、改めて「ビットコインETF」は一体なぜこんなに注目されてるんですかにゃ〜?
「ビットコインETF」の一番のインパクトはズバリ、いわゆる株式などの伝統的な金融取引をしている投資家たちの資金がビットコインに流入してくることが期待される!ということに尽きます。
これまでビットコインを買おうとすると、暗号資産取引所の口座を作成したりウォレットを作成したりという結構なハードルがありましたが、「ビットコインETF」だと証券取引所で他の株式などと同じように簡単に購入することができるので、今までは「ビットコインに興味はあるけど面倒なことはしたくない」みたいに思っていた投資家たちが購入するようになり、間接的ではあるもののビットコインに資金が流入してくるのでは?というわけです。
おおお、ビットコイン価格が爆上げするフラグじゃないですかにゃ〜!!
暗号資産に投資している投資家はまだまだ少ないと言われているので、伝統的な投資家というボリューミーな層が流入してくるとなるとそういったことも期待できますね。
ただその反面、いわゆる「クジラ」と呼ばれる「機関投資家」が流入してくることによってビットコインの相場をコントロールされてしまうのでは…といった懸念点もあります。
ビットコインの相場は他の暗号資産にも影響があるので暗号資産界隈をもコントロールされそうですにゃ〜
個人的な意見としては、そういった大型の資金流入によって暗号資産業界が盛り上がることの代償としてクジラの相場操作はある程度仕方ないとしても、ブロックチェーンの分散性が失われて中央集権型のようになってしまわないか…という懸念はあります。
「ビットコインETF」は節税になる?!
また、節税という面からも「ビットコインETF」は注目されています。
それはどうゆうことですかにゃ〜?
通常、暗号資産の値上がり益(売却益)は「雑所得」という税金の区分となり、所得金額によりますが最高税率は45%にもなります(執筆時現在)。
45%!!
つまり1億円の利益があったとしても4,500万円が税金で持ってかれるってことですかにゃ〜
ズバリその通りですね ^^;
一方、ビットコインETFを購入して利益が出た場合は「申告分離課税」という区分となり、所得税・住民税合わせて20%ほどになるので税金で納める額にかなり違いがでてくることになります。
これは税制的な面で暗号資産投資をためらってた人たちの参入も十分有り得そうですにゃ〜
おわりに
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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