とっちゃん@nyanco! です。
今回は巨匠の映画にあなたも出演できるかも?!というお話です。
あなたが撮影した映像が映画の一部になる?!
面白そうなプロジェクトを見つけたのでご紹介♪
なんと、あなたがスマートフォンやデジカメで撮影した映像を元に、映画界の巨匠リドリー・スコットが製作総指揮として長編ドキュメンタリー映画を製作する!というプロジェクトです。
リドリー・スコットというと、「エイリアン」「ブレードランナー」「ハンニバル」「ブラックホーク・ダウン」などなど数々の傑作映画を世に送り出している著名な映画監督です。
世界中誰でも参加できるプロジェクトなので、撮影した映像が必ず使用されるかは分かりませんが、なんだかとってもワクワクしますよね!!
映画のタイトルは「Life in a Day 地球上のある一日の物語」。
一体どんな映画になるのだろう?と思っちゃいますが、実は2010年に同じコンセプトで既に一本の映画が製作されています。
地球上の「2010年7月24日」の物語
なんと、YouTubeで全編が公開されていました!
まださっくりとしてか見れてませんが、内容としてはタイトル通り、世界中の日常の一場面をつなぎ合わせたノンフィクション・ドキュメンタリー映画。
通常の映画のようなストーリー仕立てではありません。
しかし、一場面一場面の短い映像からそれぞれのストーリーを感じることができます。
映画は1日の始まりである深夜(恐らく0時?)の映像から始まり、深夜24時までの世界各地の日常風景がひたすら流れていきます。
撮影した映像が、この中のワンシーンとして組み込まれるイメージですね。
そしてこの映画、すべて2010年7月24日に撮影された映像で構成されているとのこと。
つまり、世界中の2010年7月24日という日が1本の映画になったということです。
なぜ7月24日だったのかは良く分かりませんが、とにかく物凄いプロジェクトだということは分かります。
アイデアレベルで思いつくことはできても、作品として形にするなんて、かかる労力を考えたら実行する気がしないですね。
4,500時間分の映像
現に前回は、189の国からのべ4,500時間にもおよぶ映像が製作チームに届いたそうです。
映像を確認するだけで、不眠不休でやったとしても約187日!
更に、その膨大な映像群から選考・演出・編集することを考えると気が遠くなる作業量で想像するだけで発狂してしまいそうです…
いやはや、凄まじいプロジェクトですね。
映像を送る側としては、その4,500時間が90分の作品になったことを考えると、単純に採用される率はかなり低いのでしょうけど、この壮大なプロジェクトに参加するというだけで意義があるように感じます。
それにしても10年前にこんなプロジェクトがあったなんて全く気づきませんでした…
ただ今回は運よく事前に知ることができました。
気になる今回の撮影日がいつになるのかと言うと…
撮影日は2020年7月25日!
この壮大な一般参加型映画プロジェクト第2弾の撮影日は、2020年7月25日の土曜日です!
ぜひ参加してみたい!という方は下記公式サイトに詳しく参加方法が記載されています。
自分用に、参加方法を簡単にまとめてみました。
参加方法
最低限必要な物
・映像を記録できるカメラ、もしくはスマートフォン
・映像データをアップロードできるインターネット環境
上記2つがあれば誰でも参加できちゃうというのが凄いですね。
撮影する内容
法に触れることでない限り何でも良いみたいですが、映画のコンセプトからして、派手なことや奇をてらったりするよりかは、何気ない日常風景を切り取る方が良い気がします。
また、偶然この日が誕生日や結婚式など特別なイベントの日であればその様子を撮影すると良いかもですね。
もし採用されたらかなりメモリアルな映画になるのでは?
ただ、製作側から1つだけ注文がありました。
4つの質問
映像の中で、以下の4つの質問に答えてくださいとのこと。
・好きなことや物は何ですか?
・怖いと思うことや物は何ですか?
・変えたいと思うことは何ですか?世界のことでも、あなた自身のことでもかまいません。
・ポケットには何が入っていますか?
口頭で答えるもよし、実際に物を見せるでもよし、表現方法は自由だそうです。
参加受付期間
参加受付期間は以下の期間となっています。
2020年7月25日(土)から 2020年8月2日(日)
1週間ほど期間があるので、あわててその日のうちにアップロードする必要はないのはいいですね。
撮影のヒント
撮影のヒントや注意点がまとめられていました。
ストーリーテリング
「視聴者の心をつかむ手法を考えてみましょう」とのことですが、これはなかなか難しそうですね。
変に役を演じるよりかは「素の自分」で勝負する方が良い気がします。
構図を動かさない
なるべく構図を動かさない撮影方法推奨とのことです。
自撮りするならカメラ固定が良さそうですが、YouTuberの動画のようにならないように気をつける必要がありそうです。
横向きで撮影する
スマートフォンで撮影する場合、ついつい縦長で撮影してしまいがちですが、横長映像でないとNGだそうです。
SNSなどで良く撮影する縦長映像は、映画に向いてないですもんね。
長さ / 言語
映像の長さは好きな長さで良いそうです。
しゃべる言語も自由で良いとのことなので、筆者の場合、日本語一択ですね ^^;
24 fps で、できるだけ高画質の映像にする
フレームレートは24fpsで、できるだけ高画質の映像が良いとのこと。
ここ数年に販売されたスマホであれば、その機種の最高画質に設定したら良さそうです。
ちなみにiPhone7でも4Kの映像が録画できることを最近知りました!ビックリ!
最善のサウンドを捉える
映像とともに、良いサウンドも映画にとっては不可欠ですよね。
最近のスマホであればマイクも高性能だと思いますが、その分周りの雑音に注意した方が良いかも。
やはり静かな環境を作りやすい自宅での撮影が良さそうなのかな〜。
フィルタを使わない
フィルタを使うと簡単に雰囲気の良い映像になりますが、原則、未加工の映像でないとダメだそうです。
撮影要件
ざっくり撮影要件もまとめてみました。
より詳しくは下記公式ページをどうぞ。
肖像権利用許諾
自分以外の人物を撮影する場合
自分以外を撮影する場合は専用の利用許諾フォームに署名してもらう必要があります。
家族だろうが隠し撮りはダメってことですね。
対象が18歳未満(または居住国の成人年齢未満)だと、法的後見人または保護者の方の署名が必要とのこと。
撮影場所の利用許諾を得る
場所によっては特別な許可が必要なこともあるので、そういった場所で撮影する時は必ず利用許諾が必要とのこと。
自宅であれば大丈夫だそうです。
商標や保護された作品を撮影しない
有名人のポスター、アート作品、ブランドや商標ロゴなども基本映してはダメとのこと。
自宅で撮影する場合も注意が必要ですね。
音楽を使用しない
音楽は原則ダメとのこと。
BGMで流れてるものもダメなので、音楽がかかっている場所の撮影はNGっぽいですね。
法律に注意し、違反しない
これは当たり前のことですが、明記しておかないと選ばれるために無茶なことをやりそうな人がいっぱいいそうですね ^^;
おわりに
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。
調べれば調べるほど惹き込まれるプロジェクトだと感じました。
一度、前回の「Life in a Day」をじっくり観てみようかなと思ってます。
ちなみにDVDでも販売されてるようですね!
正直今のところ全くのノープランですが、せっかくの機会なので参加してみようと思ってます。
皆さんも良ければチャレンジしてみては?!
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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