とっちゃん@nyanco! です。
今回は、【UiPath】変数にランダムな「数値(任意の刻み幅)」または「任意の文字」を代入する方法というお話です。
前回、「変数にランダムな数値を代入する方法」の記事を書きました。
【UiPath】変数にランダムな数値を代入する方法 – 八百万-やおよろず-雑記。
今回はその応用編で、「任意の刻み幅の数値の乱数」を変数に代入する方法です。
変数を作成
まずは変数を作成。
今回は2つの変数を作成します。
変数「test_array」
「任意の刻み幅の数値」を「配列」として設定するための変数です。
・変数の型
「Array of [T]」から、「Int32」(整数)を選択。「Int32[]」と表示されます。
・スコープ
「シーケンス」とします。
・既定値
「任意の刻み幅の数値」を「配列」として入力します。
今回は例として、「100刻み」で「100から300まで」とするので、下記の式を入力。
{100,200,300}
変数「random_array」
変数「test_array」の「配列」からランダムに数値を取得するための変数です。
・変数の型
「Int32」とします。
・スコープ
「シーケンス」とします。
・既定値
下記の式を入力します。
test_array(new Random().Next(0,2))
式の考え方は以下の通り。
・変数「test_array」には「配列」として「100」「200」「300」の3つの数値が格納されている。
・「配列」にすることで、それぞれの数値には自動的に以下のようにナンバリングされている。
「100 = 0」「200 = 1」「300 = 2」
・ナンバリングされた数値を乱数として取得することで、「配列」に設定した「数値」をランダムに取得できる!
アクティビティ「メッセージボックス」を使って確認できれば完成です!
プロジェクト完成図はこちら。
おまけ「ランダムな任意の文字を取得する方法」
今回は「数値」でしたが、「数値」を「任意の文字」に置き換えることもできます。
「あ」「い」「う」からランダムに文字を取り出すプロジェクトの完成図はこちら。
変更点
・変数「test_array」の配列を変更
文字は「””(ダブルクォーテーション)」で囲む必要があります。
{"あ","い","う"}
・それぞれの「変数の型」を変更
・「test_array」は「Array of [T]」から、「String」(文字列)を選択。「String[]」と表示されます。
・「random_array」は「String」に変更
こちらも実行して「メッセージボックス」に毎回違う文字が表示されたらOK!
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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