とっちゃん@nyanco! です。
今回は透過PNGイラストにエクスプレッションで「海藻みたいな揺れ」を作るFusionノード構築手順です。
キーフレームを使わず、数式(Expression)のみで海藻や髪の毛が「潮の流れでなびく」ような、緩急のある動きを自動化するテクニックです。
キーフレームだと何十個もポイントを打ってそれぞれに設定しなくちゃいけないので絶対にやりたくないですにゃ〜
「海藻みたいな揺れ」を作る方法
1. 事前準備:回転軸の設定
回転の基準が中心だと「浮いている」ように見えるため、根元を固定します。
- 変形(Transform)ノードを追加。
- インスペクタの ピボット(Pivot) にある緑の十字を、プレビュー画面上で「海藻の根元」へ移動させる。
Pivotはアドビのイラレでいうところの基準点ですにゃ〜
2. 角度(Angle)のエクスプレッション
インスペクタの「角度」を右クリック > 「エクスプレッション」を選択し、以下のコードを貼り付けます。
【決定版】潮の流れにのる数式
-15 * pow(max(0, sin(time * 0.03)), 2) - 3 * sin(time * 0.1)
数式の構造と調整ポイント
この式は「メインの動き」「溜め」「微細な揺れ」の3要素で構成されています。
-15: 右側に倒れる最大角度(プラスにすると左側に倒れます)。max(0, sin(time * 0.03)):0.03を小さくすると、揺れの間隔が長くなります。max(0, ...)を使うことで、半分(戻る動き)をカットし、中央で止まる時間を作ります。
pow(..., 2):- 数値を
3や4に上げると、中央(デフォルト状態)で静止する時間がより長くなります。
- 数値を
- 3 * sin(time * 0.1):- 止まっている間も常に発生する「細かな震え」です。
3. 複数オブジェクトをズラすコツ
複数の海藻に適用する場合、すべて同じ動きだと不自然です。time に数字を足してタイミング(位相)をずらします。
- 個体A:
sin(time * 0.03) - 個体B:
sin((time + 15) * 0.03) - 個体C:
sin((time + 35) * 0.03)
まとめ:数式のメリット
- 自動化: 動画の長さに関わらず、永遠に自然なループが続く。
- 一括変更: スピードや角度を、数字一つ書き換えるだけで全編修正可能。
- リアリティ: 複数のsin波を重ねることで、キーフレームでは困難な「自然界の不規則なゆらぎ」を再現できる。
おわりに
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧



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