とっちゃん@nyanco! です。
今回はSplinterLands(スプリンターランド)のゲーム内通貨であるDEC(Dark Energy Crystals)をUniswapで購入(交換)してみたよというお話です。
ちなみにDECはSplinterLands内でも直接購入できますが、ゲーム外でDECを購入したいという方の参考になればと思い、備忘録がてら記事にしておきますにゃ〜
▼SplinterLandsについての他の記事はこちらをどうぞ。
【下準備】ETHをMetaMaskに用意
まず下準備として、ETH(イーサリアム)をMetaMaskに用意しておきます。
ETHでなくてもUSDTやOMG、DAIなどERC20のトークンでも大丈夫ですにゃ~
また、もともとMetaMask内にまとまった額のERC20トークンがあればこの下準備は不要ですにゃ~
ちなみに筆者は国内の仮想通貨取引所であるbitbank(ビットバンク)にて日本円でETHを購入し、自分のMetaMaskウォレットに送金しました。
bitbankは執筆時現在、メイカー(取引板にない価格で注文を出すこと)で取引すれば売買手数料が-0.02%と使いやすいのでちょいちょい利用してます(出金手数料はETHなら0.005ethかかります)。
UniswapでETHをDECにスワップ(交換)
次にUniswap(ユニスワップ)のサイトにアクセスし、ページ右上の「Launch App」をクリックします。
Uniswap(ユニスワップ)とは?
Uniswapとはざっくり言うと管理者がいない仮想通貨取引所のこと。
イーサリアムのスマートコントラクトを使って通貨の自動取引ができる分散型金融システム(DeFi)の代表格です。
UniswapとMetaMaskを連携
▼Uniswapを初めて利用する場合は、「ウォレットに接続」をクリックしてMetaMaskと連携をしておきます。
▼「ウォレットに接続」から「MetaMask」をクリックします。
▼ウィンドウの上部に表記されたドメインがUniswapのもの(https://app.uniswap.org)であるか確認した上で、接続したいMetaMaskのアカウントにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
ドメインのチェックは詐欺に引っかからないために超重要ですにゃ!
▼画面右上に接続したアカウントのイーサリアムアドレスが表示されていれば連携完了です!
ETHをwETHに変換する
続いてETHをwETHに変換していきます。
あれ、DECにスワップするんじゃないの??
そもそもwETHって何ですかにゃ??
という、ごもっともな声が聞こえてきそうなので、簡単にwETHについて説明すると…
- Wrapped ETHの略で「ラップドイーサ」と読む
- 価値は 1ETH = 1wETH で固定されている
- ETHのままだとERC-20トークン(DEC含む)と交換できない
▼wETHについてさらに詳しくは、下記サイト様がイラスト付で分かりやすく解説されています。
要するにETHはERC-20という規格に準拠しておらずERC-20トークンであるDECと直接交換ができないため、ETHと等価値が保証されているwETHに一旦変換する必要があるという感じです。
ETHと同じ価値で元にも戻せるのなら、ちょっと安心しましたにゃ〜
もちろんwETHから同等枚数のETHに戻すことも容易にできますが、変換時にガス代(手数料)がかかる点に要注意です。
ETHでなくERC-20トークンであれば、wETH変換作業は不要です。
それでは、実際にETHをwETHに変換していきます。
▼スワップ先の「トークン選択」をクリックします。
▼「共通のベース」の中から「WETH」をクリックします。
▼スワップ先にWETHが選択されたら、変換するETHの量を入力します。
ちなみに「最大」をクリックすると残高全部を自動入力してくれますが、全額変換してしまうとこの後の「wETHをDECに交換」「DECをゲーム内に転送」時にガス代が払えなくなってしまうので、余裕を持って50ドル分くらいのETHは残しておいた方が良いです。
▼入力したら「ラップ」をクリックします。
ETHをwETHに変換することを「ラップ」、wETHをETHに戻すことを「アンラップ」といいます。
▼MetaMaskのウィンドウが開くので、gas fee(手数料)を確認して、ウィンドウ右下にある「確認」をクリックします(スクショが下部切れてますが… ^^;)。
▼右上に「保留中」と表示されたら変換が終わるまでしばし待ちます。
▼数分で変換が完了しました!
wETHをDECにスワップ
ようやくDECにスワップしていきます!
▼まずはスワップ元をwETHに変更します。
▼続いてスワップ先を「DEC」に変更するのですが、「DEC」がデフォルトではUniswapのトークンリストには登録されておらず、手動で登録する必要があります。
トークンシンボルの「DEC」で検索すると同名で全く別の通貨が候補に混じる恐れがあるので、固有の「コントラクトアドレス」を入力していきます。
▼「コントラクトアドレス」の調べ方は下記記事をどうぞ!
▼調べた「コントラクトアドレス」を「トークン名またはアドレス」のフォームにペーストすると、「DEC DarkEnergyCrystals」という候補が現れるので「インポート」をクリックします。
▼「このトークンはご利用中のトークンリストに存在しません。取引したいトークンであることを確認してください。」と表示されるので、確認の上、問題なければ「インポート」をクリックします。
▼スワップ先に「DEC」が追加されました!
筆者は別の方法で少量のDECをすでに手に入れていたので残高が表示されていますが、通常は「0 DEC」です。
ちなみに別の方法とはMetaMaskのスワップ機能ですが、手数料が70ドルほどとベラボウに高かったのでオススメしませんにゃ〜
▼DECにスワップしたいwETHの量を入力すると、今の相場で交換されるDECの量が自動で表示されるので確認して「WETHの使用をUniswapに許可する」をクリックします。
▼MetaMaskウィンドウが開き「UniswapにWETHの使用を許可しますか?」と表示されるのでドメインを確認して「確認」をクリックします。
▼「使用限度額の許可」と表示されるので必要に応じて設定し「保存」をクリックします(今回は無制限としました)。
▼ページ右上に「1 保留中」と表示されるのでしばし待ちます。
▼数分で「WETHを取引できるようになりました」となり、「スワップ」ボタンがアクティブとなるので「スワップ」をクリックします。
▼「スワップの確認」ウィンドウが表示されるので確認し、「スワップの確認」をクリックします。
▼MetaMaskウィンドウが表示されるので、スワップ前の最終確認をして「確認」をクリックします。
▼またまたページ右上に「1 保留中」と表示されるのでしばし待ちます。
▼ページ右上に下記の表示が出たらスワップ完了です!
WETHの残高が減り、DECの残高が増えてるのが確認できるはずです。
▼MetaMaskのアセット一覧からでも同様に確認できるはずです。
MetaMaskはデフォルトではDECは表示されないので、別途手動でカスタムトークンを追加させる必要があります。
ようやくUniswapでDECを購入することができました、お疲れさまでした!
おわりに
DECを値上がり目的だけで持つのであればMetaMaskなどウォレット内に保持のままでも良いのですが、ゲーム内(SplinterLands)へ転送すると以下のようなメリットがあります。
- ゲーム内通貨として使える
- DECの所持量に応じてSPSという別の仮想通貨がもらえる(期間限定)
ゲーム内への転送方法については別記事でお届けしますにゃ〜
最後に本記事を読んで「SplinterLands、ちょっと始めてみようかな?」と思っていただけた方、始める際に下記の招待リンクから始めていただけるととっても嬉しいです ^^
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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