高野山旅行記 後半「天空に乗って高野山まで」

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雑記
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こんにちは、とっちゃん@nyanco! です。

※つい先日高野山に再訪したので、これを期に二年前に途中まで書いて放置してた記事を復活させます。覚えてないところは軽く場所名に触れるくらいなノリで書きます。

高野山旅行記2017 後半をお送りします。
▼前半はこちら

9:20
橋本駅からちょうど1時間で「高野山」到着。
肌寒いかなと思って上着を持ってきていましたが、そこまで寒くはなく半袖Tシャツで十分。
気温を見てみると、25.4度!快適そのものです。
日向は少し暑いですが。

駅の出口に「高野山山内地図」というガイドがあったので早速ゲット。
このガイドによると、特に目的地を決めてない方は「絶対おすすめの3箇所」というのがあったので、早速乗っかることに!
その3箇所というのは、

  • 奥の院(おくのいん)
  • 金剛峯寺(こんごうぶじ)
  • 壇上伽藍(だんじょうがらん)

地図を見ると、「奥の院」という場所がその名の通り一番奥のようなので、駅から一番遠い「奥の院」までバスで行き、あとは徒歩で観光しよう!というプランとなりました。

駅からバス停がすぐに見えていたので早速そちらに向かうと、その途中に当日バスが乗り放題の「1日フリー乗車券」なるものの販売所が。
大人830円という金額に少し迷ったけど、飲食店や観光地入場時に使えるクーポンとしての機能もあるみたいなので購入!
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早速バスに乗って出発〜♪

バスはかなりのくねくね道をゆっくりと走行。
これはなんだか大型免許の練習コースに良いのでは?というくらいカーブの連発です。
通行人がまるっきりいないなぁと思い地図を見ると、「高野山」から次のバス停である「女人堂」までは「バス専用」となっており、どうも徒歩では通行できない道のようです。

途中、野生の小鹿3匹に遭遇!
ここが山奥であることを再認識。

10分ほどバスに乗っていると市街地に入りました。
途中もでしたが街中もお寺だらけですね。

でもとても綺麗な街並みです。さすが世界遺産。
観光客は外人の方がほんとに多い。白人系の人ばかり。さすが世界遺産。

そんなこんなで20分ほどで「奥の院前」というバス停に到着。

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絶対おすすめの3箇所の一つ「奥の院」

9:40 奥の院前
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※後で気付いたのですが、こちらは奥の院の中心である御廟への近道で、時間に余裕がない人向けコースでした。
「奥の院口」というバス停からが本来の参拝ルートのようです。

奥の院エリア内へ。
早速お墓がずらりと。
企業の慰霊碑が多くあるので一風変わったものが多い。

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シロアリ駆除の業者団体による「しろあり やすらかにねむれ」という強烈なメッセージのシロアリ慰霊碑(上)や、巨大な「ヤクルト」型の墓石(下)をはじめ、コーヒーカップやロケット型の墓石なども!

ちなみに本来の参拝ルートである参道には著名な武将のお墓がずらり。

伊達政宗、武田信玄、上杉謙信、石田三成、明智光秀、豊臣秀吉、織田信長…
いずれのお墓もさすが!という感じの佇まい。

しかしなぜこんなに武将のお墓が集まっているのか?

素朴な疑問が浮かんだので調べてみると、「元のお墓は別にあり、そこから分骨をして高野山にお墓を建立した」パターンが多いとのこと。

分骨してまで高野山にお墓を建てる理由は、「弘法大師空海の側にいれば極楽浄土へ行ける」という考えから。

樹齢何百年の老木なども交じる鬱蒼とした木々の間に20万基を超える墓碑が並ぶ約2kmの参道は、「これぞ高野山!」といった荘厳さを思う存分堪能できます。
いきなりクライマックスといった感じです 笑

その参道の先には「水向け地蔵」というスポットが。

トイレもこの付近にあります。
ちなみに高野山のトイレは巡ったところ全て綺麗でした! ←これポイント高いですよね。

この水向け地蔵、玉川と呼ばれる小川を背にずらりと不動明王、観音菩薩など様々な種類の地蔵が並んでいます。

1体1体、妙に存在感があるなと感じたのですが、その理由は地蔵が濡れているからでした。

他の参拝客の様子を見ていると、地蔵の前にある水桶の水を柄杓で豪快に地蔵にかけています。
先祖の戒名を書いた塔婆を御供所で購入し、地蔵様の前に置いて塔婆を濡らして先祖供養をする、という場所のようですが…
皆さんどうも地蔵に水を掛けているだけのようでした。
私もそれにならって水をかけてみるものの、なかなかお地蔵様に当てるのは難しかったです。


ここから、二年越しで追記していきます…が、記憶がもうありません ^^;

「奥の院(御廟)」の奥からは撮影禁止区域なので写真もなく記憶を呼び覚ますものがないので「奥の院」についてはここまでとします!

絶対おすすめの3箇所の一つ「金剛峰寺(こんごうぶじ)」

「奥の院」の次に訪れたのは、昼食(「中央食堂さんぼう」精進料理おいしいです!)を挟んで「金剛峰寺」です。

正式名称は「高野山真言宗総本山金剛峯寺」。
(そもそも高野山全体が「金剛峰寺」と言われてたようです)

こちらは撮影OK(一部不可)だったのですが、自撮りばかりで寺内の写真をあまり撮っておらず ^^;

自撮り写真を元に淡い記憶を辿って参ります。

拝観料が必要

寺内を拝観するには拝観料500円が必要でした。

「こうやくん」になれる!

観光地に良くある「顔ハメ看板」の「こうやくん」バージョンがありました。

中庭がとても美しい

日本一の規模を誇る中庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」がとても美しかったです。
いわゆる「日本庭園」で白い砂がとても綺麗です。

僧侶による法話を聴きながら休憩

昭和59年に新設された「新別殿」のとても広い茶室では、お茶菓子をいただきながら休憩できます。
タイミングがあえば、お坊さんの法話も聴くことができます。

襖絵(ふすまえ)も見応えあり

たくさんの見事な襖絵が観れるエリアもありました(撮影NGだったはず)。

僧侶の台所にもお邪魔できる

江戸時代まで実際に使われてたという、台所エリアにも入れます。
印象に残ってるのが大きな竈(かまど)。
今でも、重要な行事の際には使われているということでした。

美しい中庭や茶室、襖絵などの非日常な空気とは違い、ここは生活感が感じられる雰囲気でした。

絶対おすすめの3箇所の一つ「壇上伽藍(だんじょうがらん)」

「金剛峰寺」の次は「壇上伽藍」へ。
「金剛峰寺」入り口のすぐ近くに「蛇腹路(じゃばらみち)」と呼ばれる道があって、「壇上伽藍」につながっています。

この「壇上伽藍」、「奥の院」とともに高野山における二大聖地と言われているそうで。

「壇上(だんじょう)」はなんとなく「壇」の「上」ということで高い位置にある意味と分かるものの、「伽藍(がらん)」とは一体なんぞや?と思い調べてみました。

伽藍とは
僧侶が集まり修行する清浄な場所の意味であり、後には寺院または寺院の主要建物群を意味するようになった。
引用元:伽藍 – Wikipedia

つまり、「壇上:地面から少し高い位置」にある「伽藍:僧侶が修行をする場所」という認識で良さそうです。
※「壇上」については違う意味合いもあるようですので、ざっくり認識として捉えていただければ!

とても広い敷地内に、20近くの塔やお堂が点在しているという場所です。
それぞれに役割があるのでしょう。

かつては、たくさんの僧侶たちがこの広い道場で修行をしていたのかと想像しながら歩くと背筋がピンとなります。

主要な建造物の紹介は後日アップ予定の「2019年高野山訪問記」でどうぞ!笑

これでガイドブックに載っていた「絶対おすすめの3箇所」はコンプリートです!
どこも見応えたっぷりですよ〜!

金剛峯寺大門

まだ時間があったので、最後にもう一箇所訪れました。
「壇上伽藍」から徒歩10分ほどの位置にある、「金剛峯寺・大門」です。

高野山の西の端に位置するこの大きな門は高野山の「正門」ということで、正式な参拝ルートのスタート地点になるそう。

…見事に真逆のルートで高野山を巡ってしまっていたようです ^^;

まぁ今回は観光ということで、正式に参拝する際にはこの「大門」からスタートしようかなと思ってます。

帰路

9時20分に高野山に到着後、のんびり各地を回って15時前。
そろそろ帰ろうかということでバスで高野山駅前まで戻りました。

駅の改札横にあるお土産屋さんでおみやげとビールを買い、ケーブルカーで極楽橋駅へ。

極楽橋駅からちょうど特急列車(「こうや」だったかな?)に乗れるタイミングだったので、特急券を買って乗り込み帰路につきました。

今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧

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