とっちゃん@nyanco! です。
最新のデジタル著作権管理(DRM:Digital Rights Management)機能に触れる機会があったので、オンライン映像配信のことも合わせてちょろっと所感を書きます。
オンラインで有料の映像コンテンツを配信するのは大変
先月、藤井風さんの日本武道館ライブをオンライン配信で視聴した時に利用していたのがこちらのサービス。
動画配信サービス『MUSIC/SLASH』
メールでその旨の連絡が来た時は「あ、YouTubeで配信ではないんだ」と思いながら詳しい案内ページを確認してみると、まぁ注意事項が多いこと!
通信環境・通信速度、機材、時間帯、使用ブラウザについてなどなど…
事前に視聴テストができるページも用意されており、自宅の環境で問題なく鑑賞できるのを確認の上でチケット買って下さいね、という旨の内容。
まぁ確かに各家庭の通信環境なんて様々だから「お金払ったのに見れなかった!」というクレーム対策としてこのくらいは必要ですね。
筆者も仕事でオンラインセミナーをやってますが、無料セミナーでも「接続できない!早くなんとかしろ」的なクレームは結構くるので、これがもし有料だったら…と考えると運営側としてはただただ恐ろしいです。
本題:最先端のデジタル著作権管理機能について
と、前置きはこのくらいにして、今回の本題はコピーガード機能です。
著作権を侵害する行為から守るDRM(デジタル著作権管理)機能を搭載した動画配信サービスです
引用元:動画配信サービス『MUSIC/SLASH』のご利用に関するご案内
という文言はあるものの、自分のパソコンに映る映像をそのまま録画できる機能を使えば録画できちゃうんじゃないのか?と、素朴な疑問が浮かんだのでテスト映像で試してみました。
試したのはMacのQuicktimeplayerの「画面収録」機能。
YouTubeのゲーム実況なんかでも使われてる機能ですね。
画面を録画するのは簡単で、録画範囲を指定してポチッと録画ボタンをクリックするだけなんですがクリックした瞬間、
映像が真っ黒に!
録画を止めると映像が元どおりに!
これはすごい!!
Windowsではどうかと、キャプチャー加工ソフト「Monosnap」の画面録画機能で試してみると、録画中は特に変化はなかったものの、録画データを確認すると真っ黒な映像になってました。
静止画であるスクリーンショットすらも真っ黒になります。
どういう仕組みか分かりませんが、こちら側の画面録画のアクションをバッチリ感知してますね。
これが最先端のコピーガードテクノロジーかぁと普通に感心しました。
おわりに
コロナ渦の中、これからアーティストのオンラインライブが増えてくるでしょうから、こういった技術のニーズは高くなるでしょうね。
問題は通信環境ですが、5Gがどこでも当たり前になればある程度は解決しそうな気がしますが、いつになることやらですね~。
最後に、あくまで今回はテスト的に画面収録を試しただけなので、変に真似はしないようにお願いいたします。
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それではまた〜✧٩(ˊωˋ*)و✧
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